テキサス駐在の日々

2020年3月より妻と子供2人でテキサスに住んでいます。
ライフワークである英語学習とテキサス生活について
私の経験をリアルに記事にしています。

カテゴリ: 英語学習

現在、英語学習の一環として英語の本を読むようにしています。
普段の仕事の会話では出てこない単語や表現を学べるからです。
今回は英語の本を使った学習について記事にしたいと思います。

英語の本を読む事による学習効果はいろいろとあると思っています。

まず、上にも書いたように単語や表現の幅を広げられる点です。
アメリカに住んでいたとしても、
普段の仕事や日常生活で使う言葉はかなり限られています。
3年半が経過した今では積極的に新しい言葉に触れに行かないといけません。
映画やドラマもいいのですが小説などの英語の本を読むのは非常に効果的です。
動画や音声と違い、
本を読む場合は目で文字を追いながら同時に頭の中で音に変換して読むせいか、
頭に残りやすいです。
また、本の中に何度も同じ言葉が登場したりしますので、
読み始めの頃は分からなくても読み終わる頃には完全に自分のものになっています。

次は英語の文章を読むスピードが上がるという点です。
これは当たり前ではありますが、
私は英語の本を読むようになってから格段にスピードが上がりました。
分からない単語があっても、いちいち辞書を引かずに読み、
大体の意味が分かればそれでよしとしています。
分からない単語に気を取られることなく文章を読み進め、
著者の意図をくみ取りつつ、分からない単語や表現の意味を推察しながら読みます。
それを繰り返すことにより速読の訓練になり、
日常生活や仕事上でも英語を読むスピードが格段に上がっていきました。

最後は英語の文章の読解力が上がるという点です。
ただ文字を読むのと読みながら文章を理解するのは大きく違います。
当たり前ですが、
小説であれば物語が気になりますので理解しようとして読もうとします。
読み始めはなかなかシンドイですが、
物語の後半になってくれば英語を読みながら同時に情景が想像できるようになります。
私は小説を読むようになってから、
仕事でも英語のプレゼンやメールを読むときに書き手の意図を想像しやすくなりました。
以前は英語の文章を翻訳してその文章の意味だけにフォーカスを当てていました。
最近は言い回しや言葉の使い方でなんとなく相手の意図を推察しやすくなった気がします。

そんな良い効果がたくさんあるものの、
一番難しいのが、「何の本を読めばいいのか」です。

私はインターネットでいろいろと検索して、
初心者向けの英語の本と言われているものを買ってみましたが、ダメでした。

そんな時にブレイクスルーとなったのは、日本の著者の英語翻訳版の本です。
東野圭吾や宮部みゆき等、意外と多くの日本の作品が英語化されています。
話の運び方が日本人の感性で書かれたものなので、そもそも読みやすいです。
日本が舞台で日本人が登場しますので登場人物の名前が簡単に記憶でき、
小説内に登場する場所のイメージが非常に簡単です。
洋書の場合、
知らない土地の情景を英語で説明されてもイメージがしずらく物語に没入できません。

もし洋書に挑戦してみたいけどうまくいかないと困っている方は、
自分の好きな日本の作品の英語版を探してチャレンジしてみてください。
私は、東野圭吾のNaokoと、宮部みゆきのCrossfireを読みました。

日本作品の英語版でこなれてきた後に、洋書のノンフィクションに挑戦してみました。
これは完全に外国人が書いた本ですが、意外とすんなり読み切ることができました。
ノンフィクションなので結末はわかっていますし、
登場人物も検索すれば写真が出てきますので読んでいて想像しやすいです。
また、風景描写なども必要最低限なのであまり引っ掛かりません。

まず最初にBad Bloodという、
セラノスというスタートアップをめぐる不正のノンフィクションを読みました。
中盤からの告発者とセラノス創業者の攻防は手に汗握る内容でとても面白かったです。
血液検査に関する専門用語がたくさん出てきた点と、
登場人物が非常に多く、フルネームだったりニックネームだったりで、
誰が誰がか分かりにくいのが難点でした。

今は、Shoe DogというNikeの創業者の自伝を読んでいます。
日本もたびたび登場するので面白いです。
まだ3割程度で、オニツカタイガーの販売代理店をやっている頃の話なので、
ここからどうやってあの巨大なNikeになったのかが楽しみです。
Shoe Dogは英語としてはそれほど難易度は高くないですが、
本筋とあまり関係ない細かい話が多く、少し冗長な感じがします。

個人的な趣味趣向の問題かもしれませんが、
ハリーポッターのような小説よりは、ノンフィクションの方が読みやすいです。

ある程度慣れてくれば自分の好きなジャンルの洋書を手に取ると良いと思いますが、
手始めに日本作品の英語版にトライしてみると良いかもしれません。

でわでわ!

テキサスに駐在してから3年半が経過しました。
今回は、今の現状の自分の英語レベルについて思いを書いていきたいと思います。
 
自分の英語の使えなさに愕然とし英語の学びなおしを決意し、
手探りながら様々な英語学習ツールを駆使して勉強してきました。
日常生活では家族帯同ですし、ワークフロムホームなので
英語に触れる機会はほぼ仕事の会議だけという状況でした。
赴任前はオフィスでアメリカ人と雑談するようなイメージをしていましたが、
コロナもありそんなことは今のところ一切ありません。
 
今、自分の感覚的に英語に対してどんな状態かというと、
英語を聞いて話すという事自体については、かなり慣れてきたと言えます。
以前に英語を話す時は多少の心構えと多少の緊張を感じていましたが、
今ではそれがほとんどなくなりました。
 
何かきっかけがあったわけではないのですが、
今年の5月くらいから突然に

『別に、間違えてもいいか』

と本気で思えるようになりました。
今まではそのように思い込もうとしていましたが、
覚悟が決まったというか、あきらめがついたというか。
 
そうはいっても、
自分の言いたいことが上手に表現できないという問題は未だにあります。
母国語を英語が超える事はないので永遠に解決できない問題で、
これは程度の問題だと考えています。
引き続き英語学習を続けて語彙力や表現力を継続的に身に着けていくしかありません。
 
ちなみに、今でも続けている学習はCallan Methodです。
現在はLevel 8をやっています。
最近はあまり伸びを感じないのですが、
やめたところで他にやるものもないので、なんとなく続けており、
Level 12までやろうか、Business Callanにしようかという事を考えています。

また、表現力を広げるために以下をやっています。
・小説を読む
・ラジオを聴きながらシャドーイング
・映画やドラマを観る

久々にGSETの教材の文章を音読してみました。
自分で言うのもなんですが、やっと英語っぽいリズムになってきた気がします。
もっと声の大きさに抑揚をつけた方がいい感じがしますが、
そもそも日本語でもこんな感じなので個性としてそのままでもいいかな・・?


ドクターDの2回目でもやって改めて評価してもらった方がいいのか、
この半年ほどずっと悩んでおります。。

電話会議で意見が対立するような場面で相手を説得する等は全く無理なので、
まだまだ課題は山盛り!引き続きがんばります。

でわでわ


Distinctionを使い始めて1か月が経ちましたので、Distinctionアプリの詳細や使用感を私なりにシェアしたいと思います。結論から言うと、効果を感じているのでDistinction 2, 3まで続けたいと思っています。

Distinctionアプリを使った経緯

3年もアメリカで苦しんでいるとそれなりに英語を聞き取ることができるようになってきましたが、今度は「英語を聞き取れるのに意味が分からない」という課題に直面しました。
例えば、今日の打合せでは「It's water under the bridge.」と言っていましたが聞き取れても正直まったく意味不明です。後で調べてみると、「Something happened in the past and is no longer important or worth arguing about.」というような意味でした。おそらく今までは聞き取れていなかったために気にならなかったものが、ヒアリング力が向上した事により気になるようになってきたのだと思います。その対策としてDistinctionのアプリ版を試してみる事にしました。

申し込みと単語数の設定

本当に続けられるかどうかわからなかったのでまずはDistinction1(3,500円)だけを購入しました。私の場合、本を事前に買っていたので20%割引があり2,800円でした。Distinctionのホームページで手続き後にiPhoneにアプリをインストールして同じアカウントでアプリにログインする事で問題データのダウンロードができます。手続き自体は非常に簡単でした。

まず始めにアプリで一日に勉強する単語の数を設定するのですが、できるだけ続けられるように10 words/dayと少なめに設定しました。目安となる一日の所要時間や完了までにかかる日数目安なども記載されているので自分の目標に合わせて設定できます。
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ただ、10 wordsしかやらないわけではなく、復習なども含めて日々問題数は変動します。印象としては週末にやらない日が合ったりすると次の日の問題数が増える気がします。実績を見てみると30~130 wordと結構幅がありました。最も多い130の時は、30分近くかかりました。勉強途中でやめる事や続きを後から再開する事もできます。
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勉強時間は単語数によって変動があり15分~30分程で、2月の平均は17分/日でした。
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日々の学習方法

実際の毎日の学習画面はこのような感じです。
問題となるイディオムが上部に出てきて音声で読み上げられます。画面をタップすると答えや解説などが表示されます。横にスワイプすると文例や同義語等が順次表示されます。
すぐに答えが分かった場合はEasy、少し考えた場合はGood、答えられなかった場合はHardのボタンをタップします。EasyとGoodの使い分けが少し難しいですが、使っていくうちに自分なりの基準ができてくると思います。
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私は日本語はあまり見ないで、問題から直接英語の同義語で答えるようにします。英語の説明の方が細かいニュアンスの違いが理解しやすいからです。例えば、「とても怒っている」という場合も「Very Angry」なのか、「Extreamly Angry」なのかでニュアンスが変わってくるからです。

1カ月使ってみた感想

英語の学習の中で単語の暗記は私の一番苦手分野ですが、一カ月続いているので自分でも驚きです。大きく以下の3点が理由だと思います。

1.過去に聞いたことがあるが意味が明確でなかったものが出てくる
過去に聞いたことがあり何となく理解していたものを改めてちゃんと勉強する感じなので、「あー、これはそういう意味だったのか!」とピンとくる時に嬉しくなります。

2.勉強したものが打合せや映画・ドラマで出てくる
ネイティブがよく使う単語・表現を厳選収録。
とHPにあるように日常会話でよく使われるものが収録されているので勉強したものをその後の会議や映画やドラマで実際に使っている場面に高い頻度で遭遇します。「おぉ!これはこないだ勉強したやつだ」となりやる気が継続します。

3.語源の説明があるので覚えやすい
私は単純な記憶が非常に苦手なのですが、語源の説明のおかげで記憶がしやすいです。歴史的な背景から意味が付加されているものが多く、英語の歴史を勉強しているようで楽しみながら覚える事ができます。
毎日の学習で出てくる単語のチョイスもよくできていて、過去にすでに覚えたはずのものが突然に出題されて答えられなかったりします。その日の勉強する単語数はかなり幅がありますが、新しいもの、最近学習したもの、過去にすでに覚えたものがそれぞれバランスよく散りばめられている印象です。

まとめ

総合的にはアプリのデザインやコンテンツ含めて非常によくできており、課金する価値は十分にあるのではないかと思います。ちなみに、私は本も購入していたのですがそちらはあまり活用できておらず、アプリだけで十分だなと思います。

唯一謎なのがストリークです。課題をこなすとXPという経験値のようなものを得られるのですが、いったいこれが何の役に立つのかよくわかりません。もし分かる方がいたら教えてください。

今回は、ちゃんしたブログっぽい感じで書いてみました。
少しは読みやすくなりましたでしょうか。

でわでわ!





あけましておめでとうございます☆
ブログをすっかりさぼってしまい、1カ月も間が空いてしまいました。
 
年末年始はアメリカ駐在員定番のディズニークルーズに行ってきました。
ガルベストン発、ケイマン諸島折り返しの6泊7日の旅程です。
船上での年越しは久々に気分が高揚し、
2023年も頑張ろうと気持ちを新たにできました。
 
英語学習の方は相変わらず、カランを中心に続けています。
しかし、Stage5が終わり、飽きてきました。
Stage12まであるわけなのでまだ半分にも届いていないのですが、
毎回似たようなプロセスの繰り返しなので飽きます。
 
しかも、進歩しているのかどうか全くわかりません。
昨年10月のブレイクスルーの際に恐れていた停滞期に入ったようです。 
 
ということでいくつか対策を考えてみました。
まず、カラン一本に絞っているので飽きが来ていると思ったので
2つの違う学習を取り入れる事にしました。
ひとつは、ELSA Speakで、
もうひとつは、AtsueigoのDistinctionのアプリ版です。
 
カランの最大の弱点はフィードバックがない事です。
とにかくテキストを前に進める形なので、
レッスンについていけているかどうか関係なく消化した分だけ前に進みます。
そもそも自分がどれほどついていけているのかも分かりません。
慣れてくるとマシーンのように
”半自動で先生の音読の後をついて音読できるようになる”
という特殊能力が身につくので全く理解できていなくても進めてしまいます。

そこで、お手軽に自分の英語力を計測できそうなサービスを選びました。
ELSA SpeakはAIが自分の英語の発音のネイティブ度を判定してくれるものです。
今のところそれなりに優秀だなと思います。
この2週間くらいの間でもWの発音とEの発音がまだ甘い事がわかりました。

Distinctionは本は買ったものの、
正直たまに開く程度であまり活用できていなかったのですが、
掲載されている表現自体は本当に有用なので身に着けたいと思っていました。
アプリ版では表現の意味を当てる練習ができるので本を読むより格段に覚えられます。
出題の仕組みのよくできていて、
以前に覚えたとマークしたものが少し経ってから突然問題で出てきて、
記憶の定着が甘いと答えられなかったりします。
毎日やっているとある程度覚えられてくるので進歩している事を実感する事ができます。
また、映画を見ている時に覚えた表現が出てきたりしてうれしくなります。

今は、カランを25分とELSA Speakを15分、Distinctionを15分の
計1時間程度を毎日英語学習に費やしています。

ヒアリングはあまり問題を感じない程度まで来たので、
今年はとにかくスピーキング能力を上げるために、
インプットをどんどん増やしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします!
でわでわ

これまで、この2年間の歴史をざっくりまとめてみました。
さて、今まで総額いくらかかっているのかというと、





1,107,120円


でした!
冗談で英語学習に100万は使ったなと言っていましたが、
本当に100万円超えていました(笑)

明細は以下です。

GSET :2020/8/21~2021/6/6 :557,700円
スピーキングビズ :2021/2/19 :  18,800円
パタプラ :2021/4/23 :  39,800円 
ドクターD :2021/6/13-2021/8/13 :  99,000円
Cafe Talk :2021/4/13~2022/5/9 :  73,370円
Atsu Distinction :2021/9/15 :  12,050円
IDIY :2021/8/10、2022/8/27 :  23,320円
シャドテン :2021/11/17-2022/9/17 :217,800円
Native Camp(カラン) :2022/5/17~現在 :  65,280円


この中で効果的だなと私が感じたのは、
1. ドクターD
2. Native Camp カラン
3. Cafe Talk
4. GSET

私個人的に効果がなかったなと思うのは
1. スピーキングビズ
2. IDIY

英語の発音や喉発音の上達を目標としている方には
ドクターDとGSETをお勧めします。

英語は中級レベルだが、スピーキングをもっと強化したいという方には、
カランメソッドが良いと思います。

カランは初心者にはお勧めしません。
すでにある程度の量の英語が頭にインプットされているが、
それがちゃんとした形でスピーディーにアウトプットできないという場合に効果的かな
というのが私の今のところの理解です。

シャドテンは仕組みとしては良いのですが、価格が高いと感じます。
対人という事もあり個人的にはカランの方が費用対効果は高いような気がしました。
月額6,480円で、カランの対人レッスン25分が1回200円なので、
毎日カランをやっても、6,480+6,200 = 12,680/月で済みます。

以上、3回にわたってお送りしました。
こういうブログでもないと過去を振り返る事もないのでいい機会でした。
英語学習を頑張っている同志の皆さんの参考になれば幸いです。

でわでわ

前回はドクターDの受講が終わったところまで書きました。

この段階で、発音の技術的な理解が深まり、基礎が身についてきたと感じたので、
次のステップとしては実践の機会を増やす事にしました。
そんな中で、コメントで教えていただいて登録していたCafe Talkを始めました。
Cafe Talkは2021/4/13~2022/5/9まで約1年程利用しました。
登録自体は2021/4/13にしていましたが本格的に利用したのはドクターD以降でした。
始めはなかなかコレといった先生が見つからず苦労しましたが、
後半は決まった先生を見つけて、
アメリカのニュース記事を中心にフリートークをする授業を週に2回ほど受けていました。
残念ながら先生が日本に行ってしまう事になったためCafe Talkはそこで辞めました。
理由としてはお気に入りの先生を探すのがしんどかった事と飽きが来ていたことです。

この頃になると、
慣れた人との1対1の会話であればある程度、会話ができるようになっていました。
しかし、自分の言いたい事は50%程しか言えていない感触です。
複数人の会議では自分の発言するスキを見つけられずほとんど話せません。
事前に準備した質問を何とか無理やり発言するも
一問一答みたいなやり取りが精いっぱいというレベルです。
-------------------------
私 :「この点はリスクがあると思うがどうか」
相手:「XXXの対策を取っているから大丈夫です」
私 :「ありがとう」
-------------------------
という程度で、後から相手の話の矛盾に気づいて悔しい思いをする事も多々ありました。

ネイティブ同士の複数人の会議では話しているワードはそれなりに聞き取れていると思うのに、
何を言わんとしているのかが理解できないという状態でした。
脳が言葉を拾う事にほぼ100%使われてしまい、内容理解までの余裕がなかったんだと思います。

この頃になると今度はスピーキングの問題も気になってきてしまい、
IDIYで文章を書いて、文章作成能力を上げようかとトライしたりもしました。
1カ月程を2回やりましたが、正直まったく効果を感じませんでした。

文章作成能力を高めるという事で、
改めてパタプラをやろうと決心して1カ月程再開したりしていました。
しかし、やはりフィードバックがないためモチベーションが続かずに困っていました。

そんな折に見つけたのがシャドテンです。
パタプラもある意味シャドーイングに近かったので親和性を感じたのと、
毎日フィードバックをもらえるという点に魅力を感じて2021/11/10に申し込みました。
トライアルの感触がよかったのでそのまま契約し、最終的には2022/9/17まで10カ月程続けました。
始めた当初には「こんなの無理だろう」と思っていたようなスピードのものも
練習さえすればシャドーイングできるようになりそれなりに進歩は感じました。
聞いた英語をそのまま口に出すという事で日本語を介さない脳の使い方が強化されたような気がします。
しかし、仕事の英語に対して劇的な効果は感じず、
「このままどんどん早い英語をシャドーイングできるようになったところで何か意味があるのか」
という疑問が生じてしまい、モチベーションを保てなくなりました。

この頃はどのスキルを強化すればよいのか、
そのためにはどういった練習が効果的なのかが分からず迷走していた気がします。
もう一度、ドクターDに戻ってアドバイスをもらおうかとも考えていました。
こう言うような時にアドバイスがもらえるコンサルティングサービスがあったらいいなと
本気で思いました。

そんな時に、会社の英語を勉強している人が参加しているチャットグループの会話で
「カランメソッド」というワードを初めて聞きました。
「シャドーイングっぽいけど、4倍速く英語が身に付くなんてなんだかすごい怪しい」
というのが第一印象です。
しかし、カランメソッドが気になりネットで体験談等を調べる日々が続きました。
そんな時に初心を思い出しました。
「いくらお金がかかってもいいから誰かの力を借りて英語を勉強しなおすしかない」
悩んでいるならとにかくやってみるしかない、という事で2022/5/17に申し込みました。

レベルチェックでは一番低いレベルと診断され、正直なところ、すごく傷つきました(笑)
だって2年ほどアメリカで英語で仕事しているのにレベル1ってどういう事よ。
そこからカランメソッドにはまっていき、今はレベル5まで来ました。
非常に効果を感じているので12までやって、
その後はビジネスカランもやろうと思っています。

さて、次回はこの2年間で果たして私は英語学習にいくら費やしたのか、
その総額と明細を公開したいと思います。

ブレークスルー記念という事で
これまでの英語学習の履歴とコストをまとめてみたらとんでもなかったです。

2020年3月にパンデミックのさなかテキサスに赴任してきました。
赴任前の段階では
「シンガポールでの3年間の駐在経験もあるし何とかなるだろう」
と思っていました。
当時の自分を正座させて2時間くらい説教したいですね。

本格的に仕事が始まってからが地獄でした。
会議では何を言っているのか全く理解できない上に発言しようとしても話せない。
事前に準備をしようも資料が少なくて準備もできない状態。
会議をパワーポイントの画面録画機能でこっそり録画して毎回聞き直していたので、
何の仕事もしてないのに時間だけが過ぎるような状態でした。

8月になってもまったく進歩がない状況に精神が持たなくなり、
「いくらお金がかかってもいいから誰かの力を借りて英語を勉強しなおすしかない」
と決心しました。
まずは聞き取れないと始まらないという事で調べた結果、
自分が発音できないものは聞き取れないという事で発音練習に特化したGSETに申し込みました。

GSETには2020/8/21に申し込み、2021/6/6まで9カ月やりました。
英語的な発音の超基礎を学び、カタカナ英語から脱却するきっかけをつかむことができました。
上級まで進みましたが、英語の発音手法の自己学習に限界を感じ、
これ以上はプロに教えてもらう必要があると思い始めました。

ちなみに、この間に、
スピーキングビズ、パタプラを申し込みましたが、結局ほとんどやりませんでした。
サービスの問題というより、自分が怠け者で、対人でないと続かないのが問題でした。

この頃はヒアリングが少しずつ上達してきており、
会議の中で習った単語を少しずつ拾う事ができるようになり始めました。

発音のプロを探す中で見つけたのがドクターDでした。
ドクターDマスタートレーナーの10回コースを申し込み、
2021/6/13-2021/8/13まで受講しました。
さすがプロでした。
自分の弱点を的確に指摘してもらい、練習方法を教えてもらいました。
LとRの違いなどを明確に区別できるようになって来たのもこの頃です。
10回の最後の方ではシャドーイングの練習が中心になって来た事と、
指摘事項がかなり細かくなってきた(jとzhの違い等)ので、
現時点ではこれ以上は必要ないという判断からドクターDは10回でそのまま終了しました。

(続く)

今年の5月からネイティブキャンプのカランレッスンを受け始めていますが、
Stage 4が終わりそうな感じです。

私は飽きっぽいので続かないかもなと思いながら始めましたが、
サクサク進捗するので4カ月程経ちますがまだ飽きていません。
自分を追い詰めるために初めに1万円分の5,500コインを買ったのが良かったかもしれません。
5,500コイン購入後に、すっかり忘れていた入会特典の2,000コインがもらえたので、
いきなり7,500コインからのスタートとなりました。
有効期限半年なのでヤバいと思ってがんばって使っていたら習慣化できたようです。

カランのレッスン回数は全部で69回、時間にして29時間です。
正直な話、効果の程はまだわかりません。
主にスピーキングの改善を主眼に取り組んでいますが、
普段の会話の中で流暢になったという感じはまだしません。

しかし、カランのレッスンの中では成長は感じます。
基本的な設問に関しては自然と正しい文章で回答できるようになりましたし、
当初に苦労していた、ThisなのかThatなのか、複数なのか単数なのかというような
基本的な部分はかなりの割合で迷いなく先生に被せて回答できるようになってきました。

カランは問答無用で前に進むので飽きがこなくて好きです。
前に学習した内容が完璧に身についていなくとも、
先々で何度も同じ表現が出現するので自然と身についてきます。

今は全く予習・復習はしておらずぶっつけ本番でやっていますが、
もう少し進むと予習・復習が必要になってくるかもしれません。
本当は予習・復習をしっかりやった方が断然いいんでしょうが、
不真面目で努力嫌いの私としてはなかなかハードルが高い・・。(><)

カランをやっていて面白いなと思うときがあります。
例えば、Newの反対はOldですが、Yongの反対もOldです。
何故年を取っている事に対してOldを使うのに若い場合はNewではないのか。

親指はFinger扱いされないとか、
Bigの反対はLittleだったとか、
Littler・Littlestは言いにくいからSmaller・Smallestというとか、
そういう細かい違いや小ネタが散りばめられていて面白いです。

カランでは理由は説明されませんが、
今まで全く気にしたこともなかったので新鮮でした。

Stage12まであるのでまだまだ先は長そうですが、
今のところは楽しめていますし、
カランの中では成長を感じるのでまだまだ続けていきたいと思います。
今のコインがなくなったらまた5,500コインをドーンと購入して逃げ道をなくすと思ます。

今日はカランの進捗報告をさせていただきました!
でわでわ☆



今年の夏は連日40度越えの日が続いていましたが、
少しずつ下がってきて夏の終わりの雰囲気が出てきました。
今から10月くらいまでが一番過ごしやすい時期になるので楽しみです。

テキサスに駐在して早くも2年半が過ぎました。
赴任早々にリモートワークになったため
赴任前にイメージしていた様なアメリカのオフィスライフは過ごせていません。
さすがに2年半も居ると英語も慣れてきて、
最近はそこまで集中して聞かなくても会議の内容は90%程はわかるようになりました。
なじみのないイディオムがちょこちょこ出てくるので、そういったものは適宜調べるようにしています。

ちなみに、最近お目にかかったイディオムは以下のようなものです。
どれも使っている単語は簡単ですがそのままでは意味は分からないので厄介です。
・Take it with a grain of salt
・Down to the wire
・Up to speed

今、英語で一番クリティカルな課題はスピーキングです。
リアルタイムで自分の思うような文章を作ることができず、
少し複雑なことを言おうとするとぐちゃぐちゃになってしまい、相手に伝わらない事があります。
日常会話くらいであればあまり苦労しないのですが、
仕事の会話でロジックに沿って自分の意見を伝えようとする時が結構大変です。

しかもどうやってトレーニングしたらよいのかが思い当たりません。
会話の経験をもっと積むしかないような気もしますが、
フリートークをしてもあまり効率は良くないと思うので困っています。

もともと、ネイティブのようなアメリカ英語を話せるようになりたいと思ってこの2年間様々な勉強をしてきました。
その効果もあってか、映画やドラマは70%程度しか聞き取れませんが、
日常会話や仕事上の話はほぼ支障がないレベルまで来ました。
相手の話が聞けるようになったので、自分が思うように話せない事がすごくフラストレーションになってきました。

そんな中で、最近気づいたのは自分は少し早口すぎるのではないかという事です。
改めて考えてみると、
仕事上ではネイティブでもゆっくりはっきりと話す人がそれなりに居る事に気づきました。
いったんネイティブ英語は置いておいて、
ゆっくりでもいいので自分の言いたいことを
相手に伝わるようにリアルタイムで文章を構成して話す練習に切り替える必要があるような気がしています。

まだ練習が必要なのかはこれから調べてみますが、
そういう理由でシャドテンはいったん辞めようと思っています。
カランは多少話す練習には貢献していると思うので続ける予定です。

何かよい練習方法があれば教えてください。
やはり、場数を踏むしかないんですかねぇ。

でわでわ

テキサスに来てから上の娘は現地の保育園に通っています。
3歳になりたての頃から通って2年ほど経ちました。
英語もずいぶん上手になってきて、
特に発音についてはかなり細かい違いも聞き取れるようです。
今日、たまたま「Tree」と「Three」の発音について娘と話す機会があり、
学びがあったので共有したいと思います。

娘の保育園のネイティブ達の中で「Three」の発音には2種類あるようで、
舌を噛んで発音する「ソゥリー」という場合と、
まったく舌を噛まない「トゥリー」という場合があるようです。

私がふと疑問に思ったのは、
「トゥリー」の場合に「Three」なのか「Tree」なのかを
どのように判断するのかという点です。
娘にいろいろと聞いてみた結果、
私の「Tree」の発音が間違っていたことが分かりました。

私は「Tree」は「トゥリー」というように、
「ト」の直後には「ゥ」をイメージして発音をしていました。
しかし、実際は少し大げさに書くと「チュリー」が正しい発音のようです。
「ト」の直後には「ュ」をイメージして発音するとうまくできます。
「トュリー」の方が正確かもしれません。

もしかして、他のTRも「チュ」に近いのかなと思い、
ハローウィンのバケツに書いてあったTrick or Treatを読んでもらいましたが、
「チュリック オア チュリート」でした。
厳密には「チュ」ではないですがカタカナ表現の限界でしょうか。

「Trick or Treat」の発音の説明動画を見つけたので貼り付けておきます。
https://jp.voicetube.com/videos/135485

それにしても、子供には驚かされます。
英語は全く教えたことはないのですが細かい意味も踏まえて、
上手に日本語に翻訳してくれます。
みんなが使っている場面を何度も見て意味を理解しているんでしょうね。

でわでわ

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