家族を呼び寄せる許可を会社から取る条件の一つが自宅の契約である。
今回は家探しについて記事にしようと思う。
これはシンガポールや上海でもほとんど同じ仕組みであったが、
基本はテナントと大家にそれぞれエージェントがついており、
お互いのコミュニケーションはエージェント同士が行う。
シンガポールや上海と違ったのは、アメリカは基本的には家具は付いていないという事。
個人的な事情として大きく異なるのは今までは独身だったが家族帯同(妻&子供)という事。
アメリカでは情報公開が徹底しているので、Zillowというサイトを見れば、
マーケットに出ている物件の詳細情報や、希望の家賃や家賃のこれまでの推移がまるわかり。
もろもろ調べたところ、家の探し方としては以下のような感じ。(家族がいる場合)
1.地域を選ぶ
2.対象地域の中で家を探す
地域を選ぶところがなかなか難しかった。
そもそも土地勘がまったくないので、ほとんどなんとなくで選んだ。
子供がいる場合、小学校は基本公立になる。(テキサスの場合)
そのため、住んでいるところで通う学校が決まってくることになる。
そこで、GreatSchool(https://www.greatschools.org/)というサイトで学校のレーティングをしているので、
その内容を調べることでその学区の住民の人種の構成やレベルを把握できる。
その他の指標で行くと、性犯罪者が住んでいるかどうかを調べるサイト等がある。
基本的にはエージェントがある程度、安全な地域を絞ってくれるので、その中で探す感じ。
ちなみに、家のそばにお店などがあるかどうかはそれほど重要ではない。
なぜなら、基本的には車社会なので、車で10分も行けば大体のお店はあるので、
それが5分なのか10分なのかという程度の問題なので考慮に入れるほどでもない。
子供がいれば、歩いて行ける距離に公園などがあると、
いちいち子供を車に乗せて移動しなくていいので便利かもしれない。
アメリカでは基本子供はチャイルドシートに乗せないといけないのでかなり面倒。
私たちは以下の条件で調べることにした。
・一軒家
・キッチンがリビングダイニングと一体になっている
・部屋が4部屋以上ある
・庭がある
・車庫と庭が分離されている
・庭に屋根のあるパティオがついている
・プールはいらない
上記の条件とある程度の地区をエージェントに伝えてビューイングをアレンジしてもらう。
1回のビューイングで大体5軒程度の候補を挙げてもらい、順番に見ていく。
ちなみに、このタイミングでは妻は日本にいて私が一人で見ることになるので、
ビューイングの臨場感が伝わるように Go Pro MAX を購入して360度動画を撮影した。
1回目のビューイングは2/20(アメリカ到着の翌日)
エージェントと一緒に車でそれぞれ10分程ずつ見て回る。
家には基本的には誰もおらず、エージェントと2名で勝手に見ていく感じ。
ものによってはまだ人が住んでいる家もある。
家の間取りや、明るさ、設備が壊れていないかどうかを中心に見て回る。
大家がすごくきれいに手入れしており押し入れなどにハーブが置いてあるような家もあったり、
いろいろなところが壊れている家もあった。
最後に見た家はなかなか良かった。
主寝室が広い、比較的新しい(2000年)、設備が新しいものに入れ替えられており、庭も広い。
その後、妻と相談し、その家にしようかとエージェントに2/21の夕方に申し入れをしたところ、
すでに契約されてしまったとのこと。
なんてこったい。。
失意の中、探すエリアを広げて、2/26に2回目のビューイングに挑む。
コロナが迫っていて、おしりに火がついているのと、
せっかく選んで逃すのも悲しいので即決する決意で回る。
まだ引越し途中の家だったが、前の住人もアジア人のようだし、
カーペットも新しいという事もあり、そこに決めることにした。
エージェントには先に会話を始めてもらい、妻に確認後すぐに最終的にOKを出した。
前の住人の引越し+掃除で3/10以降には入居できるとの事。
3月上旬に日本に帰って家族を連れてくるので、そのあとに入居できれば良いので問題なし。
家賃は2,300ドル/月。
安くはないが今までの上海やシンガポールではマンションでももっと高かったので、
一軒家でこの価格は安いと感じた。
テキサスは現時点(2020年)では比較的安いようで、
シリコンバレーの方に行くと一軒家は4,000ドル/月かかると聞いた。
その後、入居までには以下のように長い道のりが待っているのですが、
それはまたおいおい記事にしていきます。
①申込書を記入して送付
②契約期間や途中解約条件、芝の手入れ等の交渉を経て契約書を作成
③契約書にサイン
④お金の振り込み(デポジット、3月分の日割り家賃、4月の家賃)
⑤保険の契約
⑥電気、水道、ガスの契約
⑦入居日にオーナーとウォークスルー、鍵の引渡し
何はともあれ、完全に希望通りではないが住む家を決められたのは良かった。
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