テキサス駐在の日々

2020年3月より妻と子供2人でテキサスに住んでいます。
ライフワークである英語学習とテキサス生活について
私の経験をリアルに記事にしています。

2022年02月

英語の学習は必要に迫られているにもかかわらず、
三日坊主の私は油断するとサボってしまいます。
 
このブログで偉そうにやっている感のある記事を書くことで、
その内容に恥じないように頑張ろうという気持ちになり何とか続いています。
 
正直、英会話力の進歩は踊り場に来ています。
耳も相当慣れてきて会議もそこまで集中しなくても80%以上は理解できますし、
それなりに相手の話を聞きながら次の自分の話を考えられるようになりました。
とはいえ、複雑な話を論理的にするのはまだ難しいですが。

要するに、アメリカで仕事をする上で最低限困らないレベルになってきました。
しかし、「英語を流暢に話せる」とは自信をもって言えないレベルです。
この段階から引き続きモチベーションを維持して勉強し続けるのはかなり大変です。

シンガポール駐在の3年間ではこれに失敗し、ある程度で進歩が止まってしまいました。
そのため今苦労しているわけなので、同じ失敗はできません。
そこで、Studyplusで勉強時間を可視化する事にしました。
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目に見える進歩がないとやる気がなくなってしまいますが、
勉強時間を可視化すると実績が目に見えるため継続するモチベーションになります。
コミュニティに投稿する機能もあるようですが、
まずは自分の各種勉強時間をトラックするだけの用途で使っています。

無料のまま1週間ほど使っていますがとても良いアプリだと思います。
勉強時間以外にもこのブログを書く時間や、
英語の小説を読む時間なども入れています。

目標時間や回数などもセットできるようなので、
慣れてきたらそういった目標を立ててみようと思います。

もしよかったら皆さんも試してみてください。

でわでわ

先日、友人宅のパーティに招かれた際に、
ネイティブに言われた事が心に残ったので共有させてください。

その方は日本人の奥さんがいる方で、
日本語はそこまで流暢ではありませんがある程度分かるというくらいでした。

パーティーの会話の中で
駐在員は日本と現地の会議で通訳となるケースが多く大変だという話になりました。
私の経験上、口頭でも資料でもそうですが日本語から英語に訳すのに苦労します。
特に、海外とのやり取りが慣れていない日本人が相手の場合、
その人の発言を即座に英語に直す事が難しいと感じます。
理由としては日本語は主語が曖昧なケースが多いので、
訳そうとしたときに『誰が』が分からない場合があるからです。

そういう話をした時に、その英語ネイティブの方が、
『日本語で「腹減った!」とは言うが、英語で「Hungry!」とは言わないからね。』
といったのが非常に印象的でした。
確かに英語で言うとなると「I'm hungry!」と主語がつかないと違和感があります。
「ただいま!」も「I'm home」ですし。

そう考えてみると日本語では主語を省略するケースが非常に多い事に気づきました。
「それとって」「ちょっとどいて」「あっちいって」「よろしく」「検討しましょう」

一方、英語ではコミュニケーションにおいて「誰か」を具体的にするケースが多いです。
主語を付けるのはもちろんですが、相手の名前を呼ぶことも多いです。
2人だけの電話会議でお礼を言う時も、「Thank you, Dave」のように、
最後に名前を付けるケースがほとんどです。
アメリカに来てから自分の名前を呼ばれる回数がすごく増えた気もします。

英語をマスターするには言語の技術的なことだけでなく、
こういった性質の違いみたいなものへの理解も深めておく必要がありそうですね。

でわでわ







今回が初めてのライセンス更新でしたが無事に更新が完了しました。

Ethicsの受験期間を間違っておりExtension申請をした事を記事にしました。
その後の続報です。

Washington State Board of Accountancyより
2021年2月にEthicsを受験している事を確認したので今回はExtension扱いではなく、
通常の更新として承認しますという連絡がありました。
半年前というルールには違反してしまいましたが、
2021年内に受験していたので特別に取り計らってくれたようです。

Extensionは1度使うと2年連続では使えないので安心です。
アメリカはこういう柔軟なところが好きです。

これで、2025年まではUSCPAを名乗る事ができるようになりました。


アメリカで生活していてずっと不思議に思っていたことがあります。
運転免許の申請書や病院のヒアリングシートなどに、
Ethinicityという項目があり「Hispanic Origin」なのかどうかを確認されます。

Ethinicityとは民族性の事で、Race(人種)とはまた違う切り口のようですが、
日本で生まれた日本人の場合はどちらも同じ認識のケースがほとんどだと思います。

下の画像はテキサスの運転免許の申請書です。
下から3番目の項目がEthinicityについての質問です。
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いつもなんでヒスパニックかどうかが重要なのかなと不思議に思っていましたが、
今回調べてみました。

「これが答えだ!」という直球のサイトは見つからなかったのですが、
参考になりそうなサイトを見つけました。

このサイトをななめ読みしたところによると、
「ヒスパニック系の人たちが公平に扱われているかどうかを確認するために、
 様々なところで統計を取っている」という理由のようです。

これも何か歴史的な背景がありそうですが起源までは調べていません。
2021年時点ではアメリカの人口が3億3千万人で、
そのうち18.5%がヒスパニック系の人々のようなので、
かなりの割合であることは確かですね。
ちなみにアジア系を調べたら6%でした。

テキサスの運転免許申請書では民族性以外にも髪の色や目の色も聞かれるので、
いろいろな統計データを取っている可能性がありますね。

日本や中国、シンガポールでは日常生活で
人種や民族性について質問される事はほとんどなかったので、
こういう点も移民の国アメリカならではなのかなと思いました。

でわでわ

アメリカに来た当初に困惑したのが人の名前です。
そもそも、馴染みのない名前が多いので覚えられないのですが、
それに加えてニックネームという問題がありました。
 
私の同じチームにBillという人がいました。
ワークフロムホームの人だったので実際に会う事はなく、
電話会議でしか話したことがありませんでした。
ある時メールを送ろうとしましたが、Billが見つかりませんでした。
その時に初めて、Billは本当はWilliamだという事を知りました。
  
会社の人事データベースではWilliamで登録されており、
メールアドレスもWilliamだったので見つからなかったのです。
妻に話したところ「そういうものだ」と言われたのですが、
とてもビックリしたのを覚えています。

個人的に好みでニックネームを付けるのは理解できるのですが、
『Williamという名前の人はたいていの場合Billと呼ばれる』
という設定が不思議でなりませんでした。

ふと思い出したので調べてみました。
その中で一番意外だったのは、
元アメリカ大統領の『ビル・クリントン』もWilliamだったという事です。

そもそもなんでそんなことになったのかという事については諸説あるようですが、
解説している英語のページがあったのでリンクを張っておきます。

この記事の中では10のニックネームが紹介されています。
  1. Richard --> Dick
  2. William --> Bill
  3. Henry --> Hank
  4. John --> Jack
  5. Charles --> Chuck
  6. Margaret --> Peggy
  7. Edward --> Ted
  8. Henry --> Harry
  9. James --> Jim
  10. Sarah --> Sally
いくつかは呼びやすく短縮している感じなので理解できるような気がしますが、
JohnがJackになるのは納得がいきませんね。
説明を読むと長い歴史の中で少しずつ定着してきたもののようなので、
文句を言ってもしようがないのですが。

説明の内容は意外と面白いのでぜひ読んでみてください。
こういう基礎知識はコミュニケーションの時には重要だったりするので、
覚えていて損はないですね。

でわでわ

最近はシャドテンの練習をする際に
リズムを意識して強調する単語だけをしっかり発音するようにしています。

「しっかり発音する」と書きましたが、
その単語のところだけ、たくさん息を吐いて大きな声を出す感じでやっていました。
しかし、それだけだとまだ物足りないと思い、
いろいろと工夫をしていたところ、
「あえて長く伸ばしてゆっくり発音する」とさらに良いという事に気づきました。

シャドーイングをしていると、
お手本に追いつかないといけないという意識が働くため、
全体的に急いで発音する事になります。
しかし、そこを少し我慢して、
強調されている単語のところではしっかりとタメを作って、
大げさに伸ばして発音する事でさらに良いリズムが生まれます。

Understandingを「アンダースタンディング」ではなくて、
「アンダースタァァァァァァンディング」と発音する感じです。

このタメを作ろうとすると、
弱い発音のところを極限までサラッと行かないといけないので、
そちらの練習もしっかりする必要があります。

GSET開始から1年半程経ち、
やっと英語のリズムの作り方が分かるようになってきた気がします ^^;;

前ほどではありませんが、
今のたまに英語関連のYoutube動画を見ますが、
最近、意識的に見ないようにしているジャンルがあります。
 
「日本人がよく間違えているXXXの使い方」みたいな動画です。
勝手に『NG系英語動画』と名付けています。
一時期はよく見ていて、「なるへそー」と思っていました。

しかし、最近改めて思うのは、
「語学習得において間違いを恐れてはいけない」という事です。
『NG系英語動画』の知識が増えると、
間違える事を避けるような意識が働いてしまい、
堂々と話す事が出来なくなってしまいます。

普段の会話の中であれば、
多少使い方が間違っていてもニュアンスや流れで分かりますし、
こちらはネイティブではないので先方も察してくれます。
意味が通じなければ確認すれば済みます。

『NG系英語動画』タイトルがよくできているので見たくなりますが、
英会話勉強中の方はあまり見ない事をお勧めします!

私のYoutubeには英語学習関連のトピックが常に表示されているのですが、
その中で気づきがあったなと思うものを2つ紹介したいと思います。

英語学習関連のトピックは食傷気味で最近はあまり見ていないのですが、
たまたま見た中で、ためになったなと思うものがありました。

ひとつめは「だいじろー」さんのYoutubeです。


英語のリズムについては、
GSETの頃からの話なので分かっているつもりでしたが、
今回、改めてこのYoutubeを見てその重要性を再認識しました。

シャドーイングもなかなか進歩しないので悩んでいましたが、
お手本の英語の文章を正確になぞる事に意識を向けすぎていたという事を
このYoutubeを見て気づくことができました。

フラップTとかリダクション等の細かいテクニックにばかり注目していましたが、
そもそもは英語特有のリズムで話すときに
重要ではない部分を弱く簡単に発音するための方法であるという
本質を完全に見失っていたことに気づきハッとしました。

今はシャドーイングの練習ではリズムに全ぶりして、
お手本の中で強調されている単語だけをはっきり発音して、
その他は弱く適当に発音するように心がけて練習しています。
そうすると不思議なもので自分の英語がすごく英語っぽく聞こえるようになり、
以前よりもクオリティが上がってきたように感じます。

この動画の中の話はGSETでリズムに悩んでいた頃に
すでに調べて聞いたことがある話ばかりでしたが、
今になって改めて聞いてみるとまた違う、もっと深い理解ができたような気がします。

それにしても、「だいじろー」さんはTシャツなんかも作ってるんですね・・。

2つめは日英カップルの家族のYoutubeです。


1:16くらいからのSewの発音についての議論があり非常に面白かったです。
「そー」というお母さんの発音に対して、
「なぜAの要素を入れるのか」という指摘が非常に不思議で心に残りました。

私の耳もまだまだなので、
正直彼らが指摘している「そー」と「そう」の違いは聞いても分かりませんでした。
ただ、自分で何度か発音してみて気づいたのは口の形の違いです。
Aの要素が入る場合は口がOのように開き気味になりますが、
Sewの場合は唇の両端をキュッと閉じて発音するのでどちらかというと口は閉まっています。

お母さんの英語も十分上手だと思いますが、
ネイティブはその微妙な違いをはっきりと聞き分けるのだなと改めて驚きました。

家族の掛け合いが面白いのでなんとなく見てしまいます。
皆さんもよかったら見てみてくださいませ。

でわでわ!

昨年の4月にWakuさんに教えていただいて始めたCafetalkですが、
今も続けています。

当初は2,3名の先生のレッスンを並行して受けていましたが、
だんだんと絞られてきて最近は1名の先生に落着いています。
レッスンの形式もいろいろと試してみたのですが、
一番続いていて、楽しいと思えるのが、
『ニュース記事を読んでディスカッションをする』レッスンです。

当初はニュース記事を読むのも一苦労で、
意見を求められてもなかなかうまく表現できませんでした。
ただ、長くやっていると同系統の別記事に出会う事も増えてきて、
不思議と自分なりの意見というものが構成されてきます。
そうすると、発言したい欲が強くなり、
何とか頑張って自分の意見を表現しようとすると、
もがいていると徐々に上達してきます。

先生のピックアップする記事で面白いなと思うのは、
ただのニュース記事を選ぶのではなくて、
あるケースについて賛成反対の両方の意見をまとめている記事を持ってきてくれます。
アメリカの時事問題についてDemocratとRepublicanの登場人物の意見を読むことで、
アメリカの世論の方向性というのを理解する事ができます。
そこに、自分の日本での経験などを踏まえて、
自分としてはこう思うというような意見を毎回先生に説明しています。

最近は事前に意見をまとめなくても、
その場で話しながらある程度話を展開できるようになってきました。
英語で話すという事以外にも脳のリソースを使えるようになってきたのかもしれません。

いろいろな英語の勉強法を試しましたが、
自分が楽しみながらも成長を実感できる勉強法が一番だなと思います。
それを見つけるのがなかなか大変ですが。

今は週に1~2回のペースで授業を受けていますが、
先生の都合が許す限り、続けていければいいなと思っています。

よかったら皆さんも試してみてください。

アメリカに来てから約2年が経ちます。
意識的に毎日ちょこちょこと英語のニュースを見るようにしています。

私が見ているのはGoogle NewsとNewsBreakというアプリです。
Google Newsではテック系と政治系の記事を主に読んでいて、
NewsBreakはローカルニュースを読んでいます。

ニュース記事を見る時にいつも困っていたのが、
「記事のタイトルの意味の分からなさ」です。
無駄を省いて極限まで簡潔に書いてあるので、
正直、どれが主語でどれが動詞なのかもわからない事すらありました。

そんな記事でも中身を読んでからタイトルを読み返すと、
「あー、そういう事ね!!」と分かります。
とはいえ、2年前は記事を読むのも一苦労でした。

約2年が経ち、ニュースっぽい書き方に慣れてきたのか、
最近は記事を読む事自体にはそれほど苦痛を感じなくなり、
流し読みができるようになってきました。
そして、記事のタイトルが理解できるケースも増えてきました。

人間の脳は不思議なもので、
経験値が溜まってくると自動で理解ができるようになるものですね。
意味の分からないタイトルの記事を読んで、
後からタイトルの意味を理解するという事を続けていたら、
タイトルの意味も分かるようになってきました。

それにしてもローカルニュースを読んでいると、
日本なら全国ニュースになりそうな事件がたくさん載っており、
やはりアメリカは怖いところだなと再認識させられます。
住むところは慎重に選ばないといけませんね。

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