テキサス駐在の日々

2020年3月より妻と子供2人でテキサスに住んでいます。
ライフワークである英語学習とテキサス生活について
私の経験をリアルに記事にしています。

2021年12月

このブログを本格的に開始して1年半経ちますが、
何度も途中で挫折しそうになりつつも、
適宜いただくコメントのおかげで続けることができました。

英語の勉強もなかなか進捗が見えず、
なぁなぁになりそうになりますが、
皆さんの頑張りを聞くたびに気持ちを新たにして続ける事ができました。

今年1年本当にありがとうござました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします!

オミクロンが流行しかけている中ですが、
家族の事情もあり日本に一時帰国しています。

一時帰国を検討している方むけに私の体験をシェアしておきます。
時期によりルールも頻繁に変更されますので、
ルールについては厚生労働省のサイトを確認されることをお勧めします。

私たちは12/17に日本到着、自主隔離が空けるのは1/1となりますので、
現在はまだ自主隔離中になります。
私と妻、4歳と1歳半の子供の4名で帰国しました。

まず、テキサス出発前日の12/15にアメリカ側でPCR検査を行い、
陰性証明を取得しました。
厚生労働省のサイトでは子供については
必須ではないという事がQ&Aに記載されていましたが、
1歳半の息子も含めて念のため検査を行いました。
日系の病院で検査をしたため、1人あたり300ドルかかりました。

JALよりVeriFLYというアプリの利用について案内があり、
事前に各種情報を登録しましたが、
提示を要求される事はなく、まったく意味がありませんでした。

また、日本入国に当たり各種書類の記入が必要ですが、
書式が日々変わるため、出発前日に印刷して記入しました。
今回、JAL便で日本に帰国しましたが、
日本に帰る飛行機の中で配布もしていました。

また、我々が日本に入国する2日前の12/15から
テキサス州が3日間の強制隔離対象に追加されたため、
帰国後のスケジュールは以下のようになりました。
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12/17~12/20:政府指定のホテルで強制隔離
12/20~1/1:自分で確保した宿泊場所での自主隔離
---------------------------------------------------

羽田に到着したのが12/17の16:00でした。
15分程機内で待機したのち飛行機を降りることができました。
飛行機を降りてすぐのところに荷物を載せるカートがあったため、
手持ちの荷物はカートに乗せて運びました。
その他にベビーカーを搭乗口で預けていたため、
上の子供はベビーカーに乗って移動しました。

飛行機を降りてからは特に迷う事もなく、
指示に従って順次進むだけという感じですが、
かなりの距離を歩くので小さい子供は大変だと思います。

PCR検査は基本唾液ですが、子供は鼻での検査も選択できます。
検査会場で聞かれますのでその場で希望を伝えれば、
大人の唾液の検査が終了後に鼻の検査をする場所に誘導してもらえます。

一通りのステップを踏んで、
検査結果待ちの場所についたのは19:30でした。
飛行機が到着してからここまで3時間かかりましたが、
すごく待ったという感じはなく、
順次進んでいくと結果としてこれくらいかかるかなという印象でした。

検査結果待ちの場所では簡単な軽食と水が配られます。
軽食は菓子パンとお煎餅、チョコレートでした。
その他に、自動販売機もあるので必要に応じて購入可能です。
そこからが長く、我々の番号が呼ばれたのは約3時間後の22時半でした。
同じ飛行機に搭乗していた人で1時間以上前に呼ばれた人もいました。
単純な検査結果の順番待ちというよりは、
検査結果とホテルのアレンジができた順番に呼ばれるようでした。

そこから、係員に監視されながら、
預け入れ荷物を受け取り、入管、税関を経て外に出ることができました。
そのままバスに誘導され乗り込み、行先が明かされないままバスが出発します。
我々は幸運な事に隔離先としては上級と言われている
ホテルヴィラフォンテーヌグランド羽田空港でした。
そのためバスは出発後10分ほどで停車しました。
しかし、チェックインが混んでいるという事で、
バスの中で15分程待機し、やっと降車する事ができました。

バスを降りてからは荷物を運ぶ係の人がスーツケースを運んでくれたので助かりました。
ロビーのようなところに設けられた臨時の受付でチェックインを済ませ、
部屋に到着したのは飛行機が到着してから7時間半後の23時半でした。

我々は非常に幸運にも、
大きめの部屋が空いており、4名で1つの部屋に入ることができました。
しかし、2つの部屋に分かれるケースもあると思いますので、
そういった場合にも対応できるように
スーツケースの荷物は分けて詰めておくようにした方がよいと思います。
2部屋に分かれた場合は基本的に部屋の行き来はできず、
物の受け渡しが必要な場合は係の人を呼んで、
付き添いのものと対応する事は可能との事でした。
しかし、これもホテルによって変わるようなので、
まったく許されていないケースも想定しておいた方がよいと思います。
 
チェックイン時にもめている家族がいました。
生後4カ月の赤ちゃん連れでしたが、
ベビーベッドがすべて貸し出し中でなかったらしく、
「責任者を出せ!」と怒鳴っていました。
しかし、このような事態の中で帰国の選択をした時点で、
そういった設備が用意されていないケースは
事前に想定しておくべきであろうと思いました。

まとまっていませんが、ホテルチェックインまでを記載しました。
何か質問などがあればコメントいただければと思います。

アメリカはほとんど祝日がありませんが、
クリスマスから年末にかけては大型連休となります。
来週からはほとんど休みに入るので、
会議の終わりに年末のあいさつをする事が増えました。

一番多いのは「Happy Holidays」というものです。
アメリカに来る前は年末といえば、
「Merry Christmas and Happy New Year」
だと思っていましたが、誰も言っていません。

よくよく考えてみれば、
ムスリムの人にはクリスマスは関係ないですし、
華僑の人は旧正月が新年なので1/1はNew Yearでもありません。
友達同士であれば「Merry Christmas and Happy New Year」を
使っているかもしれませんが、
相手のバックグラウンドがそこまで分かっていない仕事関係では、
「Happy Holidays」が一番無難なのかもしれません。

日本でダイバーシティが進むと、
日本もそうなってしまうのかと思うとちょっと寂しい気がしますね。

でわでわ!

早いもので、アメリカに来てから1年8カ月が経ちました。
前の記事でも書きましたが、アメリカに赴任早々に事務所が閉鎖されてしまい、
Work from Homeになったのでアメリカ人との接触は非常に最小限の状況が続いています。

あまりの英語の分からなさに絶望し、
一念発起してGSETに申し込んだのは1年4か月前です。
そこから様々な英語学習のサービスを使いながら少しずつ成長してきました。

最近はどの程度のレベルかというと、
自分が内容をしっかり把握しているトピックの場合は、
あまり苦労せず議論ができるようになってきました。
相手の言い分を聞きながらある程度自分の意見を整理して、
すぐに反論できるレベルです。

しかし、文法がおかしいためにうまく伝わらずに、
何度か言い直したり、誰かが支援してくれる事もよくあります。
私の英語力の問題で伝わらないケースもありますが、
相手の理解力の問題であるケースも実はあるというのが分かってきたので、
自分の話が伝わらなくても最近はあまり気にならなくなってきました。
特に、何度もやり取りしているメンバーであれば、
複数人の打ち合わせでも「英語だから」という恐怖はあまり感じません。

問題は自分が自信のないトピックの場合は、
外国語副作用の影響か、思考レベルが赤ちゃんになります。
相手の話の論理矛盾にもほとんど気づけませんし、
みんなの会話を聞いて、「ふんふん、そうだよな」と思うだけで、
じゃぁ自分の意見はというと、その瞬間は何も思いつきません。
自分の無能感に打ちひしがれます。
日本語であれば違う分野の話でも、
ある程度、自分の今までの経験からひねり出す事ができますが、
英語では全く頭が回りません。

もう一つの課題は、偉い人も入った大人数の会議です。
みんなの時間を無駄にできないので、
質問する際も背景を含めて論理的かつ分かりやすく話す必要がありますが、
まだそこまで英語で表現する自信がないので、
「まぁ後で別途個別に確認すればいいか」と思って逃げてしまいます。
仕事的には後で確認できるので支障はないのですが、
周りに「仕事しているぞ」アピールができない問題があります。

まだまだ課題はありますが、
アメリカで仕事をする上での自分の強みもなんとなく分かってきましたし、
英語力単独の問題で悩むというケースは減ってきたように感じます。
 
今後、特に伸ばさないといけないなと思うのは考え方のロジックの部分です。
日本語での会話では基本的なベースや文化的な背景が似通っているせいか、
抽象的なフワッとした会話でも成立するケースが多いように感じます。
しかし、アメリカの場合はバックグラウンドが違う人々が働いているので、
自分の意見を端的にロジックからきちんと説明をしないと相手に通じないケースが多いです。
自分の意見のロジックを固める事、
そして、それをゆっくりでもいいので筋道立てて説明する事
の2点を今後気を付けていきたいと思います。

まだまだ先は長いですが改めて振り返ってみると、
GSETを始めた当初からすると大きく進歩した気がします。
こうやって、たまに振り返りをするのはいいですね。
少し、やる気が出ました☆

でわでわ!









シャドテンを始めて2週間ほどになりますが、
なかなかシンドイです。

シャドーイングがこれほど難しいとは思っていませんでした。
シャドーイングをする中で、
お手本となる音声を何度も聞いて分析しますが、
ネイティブの英語発音はこんなに基本から乖離しているものなのかと驚かされます。

例えば、「and in fact at this point」という部分を何度練習しても
どれだけ早口で発音しようとしてもネイティブのスピードについていけないので
何度も聞きなおして、そのまま発音していないという事にやっと気づきました。

そういう観点で丁寧に聞き直したものをカタカナにすると
『エニン ファクタッ ディスポッ』という感じでした。

ここまで分かれば簡単に言えてしまいそうですが、
次の壁は、自分の頭の中で
「and in fact at this point」と『エニン ファクタッ ディスポッ』が
繋がらなくて苦しみます。
「and in fact at this point」をイメージすると、
『エニン ファクタッ ディスポッ』と発音できませんし、
『エニン ファクタッ ディスポッ』だけ意識して発音しようとすると、
文章の意味が分からなくなってぐちゃぐちゃになってしまいます。

そこからは数日間にわたって、
「and in fact at this point」をイメージしながら、
『エニン ファクタッ ディスポッ』と発音する練習を一日何十回とブツブツ繰り返します。
3,4日するとやっと馴染んできてスムースに言えるようになるという感じです。

ある意味、今まで習得した発音を別の発音の仕方で上書きする作業で、
これは膨大な二度手間ではないかとさえ思えてきます。

なかなか上手にシャドーイングできないのでめげそうになります。
コツコツやるしかないと思いますので、
めげそうですが、引き続き頑張っていきたいと思います。

アメリカで面白いなと思うのはギフト文化です。
今だとクリスマスですが、その他にもTeachers Day等があり、
保育園の先生や受付の人、学校の先生、習い事の先生などに
ギフトを送るのが習慣になっています。

我が家では面倒なのでウォールマートやAmazonのギフトカードを送ります。
どういったものを送ったらいいのかは、
事前に先生にアンケートを配り、
好きなものや趣味、よく行くお店等を記入してもらいます。
生徒側はその情報をもとにギフトを送ります。

日本で学校の先生にAmazonギフトカードをプレゼントしたら
賄賂を渡しているような感じになりますよね。

妻が子供の頃は学校の先生にリンゴやそれに関連するオーナメントを送っていたそうです。
調べてみると、昔に貧しくて授業料が支払えない家庭が、
自分たちが作った農作物を代わりに先生に渡していたようで、
その中で一般的だったのがよく獲れるリンゴだったようです。
 
そんな伝統ももうなくなったのか、
我々の住むあたりではギフトカードを渡している人が多いように思います。

ではでは

サンクスギビングでアーカンソー州に旅行に行ってきました。
テキサスから車で4時間ほどのところに
Hot Springs National Parkというアメリカで一番小さい国立公園があり、
そこの山から温泉が 700,000ガロン/day 今でも湧き出ています。
こんな感じで山から温泉がでています。
でも熱くて手を入れる事すらできません。
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残念ながら温泉施設はあまりなく、いくつかあっても結構なお値段です。
自分で温泉を汲んで帰れるように温泉が出る蛇口が整備されていたりします。
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昨年もサンクスギビングに旅行に行ったんですが、
サンクスギビングは本当にどこも休みになるんですよね。
商店街やレストランはすべてお休みで、
National ParkやState Parkもお休みです。
メジャーなスーパー系(WalmartやTarget等)、
マクドナルド等のファーストフードも休みです。

昨年は食事に困り、車で探し回って、
やっと営業しているアジア系スーパーを見つけて食べ物をゲットしました。

今年もどうしようかと思っていたら、
ホテルでサンクスギビングビュッフェをやっていたので、
値段は高かったですがそこで食べました。

無知な私は知りませんでしたが、
Turkey以外にも、Stuffing(スタッフィング) や
Mashed Potatoes、Gravy Sauce、Cranberry Sauceがありました。
妻はクランベリーソースが好きなようで大変喜んでいました。
最後はパンプキンパイで〆るはずだったんですが、
ビュッフェが売り切れになってしまい食べられず、残念でした


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