テキサス駐在の日々

2020年3月より妻と子供2人でテキサスに住んでいます。
ライフワークである英語学習とテキサス生活について
私の経験をリアルに記事にしています。

2021年11月

アメリカに住んでいて、もったいないなと思う事がよくあります。
漠然と日本よりアメリカの方が環境に配慮しているのかと思っていましたが、
テキサスにおいては全くそんなことはありませんでした。

もったいないと思うベスト5です。

1.ハロウィンのかぼちゃ
2.クリスマスツリー
3.テイクアウトの時の調味料
4.芝生のための水
5.スーパーの袋

1.ハロウィンのかぼちゃ
ハロウィンになるとそこらじゅうで飾り用のカボチャが売られます。
サイズによって1ドル~10ドルくらいで、ウォールマートには山積みになります。
パンプキンパッチというハロウィンイベントに行くと、
そこらじゅうがカボチャで埋め尽くされています。
これらのかぼちゃは頑張れば料理できるようですが、
基本食用でもないのでハロウィンの飾りとして作られて一斉に捨てられます。
なんてもったいない。

2.クリスマスツリー
クリスマスについてもハロウィンと一緒で、
クリスマスツリー用に本当の木を買いたいという人が一定数います。
クリスマスが終わると、
クリスマスツリーを捨てる専用の場所が用意されます。
友人のアメリカ人に聞いてみましたが、
やはり自分の子供には本当の木のクリスマスツリーを見せたいと言っていました。
1か月だけで捨てられるもみの木がかわいそう。

3.テイクアウトの時の調味料
テイクアウトの時ももらうケチャップ等の小分けされた調味料です。
尋常じゃない量が入っている事がほとんどです。
ケチャップも鷲掴みで持ち帰りの紙バックに入れてくれます。
大体余るので捨てる事になります。
自分がお店のオーナーだったら発狂しそう。

4.芝生のための水
一軒家に限りますが、
家の周りの芝生をキレイにメンテナンスするのは必須です。
場所によっては芝生が伸びてたり、剥げてたりすると警告を受ける事があります。
そういう背景もあり、枯れないように夏場はスプリンクラーで水をまきます。
週2回ほど庭、家の前、横と順次スプリンクラーで水をまきますが、
定期的な設定なので雨の日でもスプリンクラーが稼働している事が多いです。
おかげで夏場の水道代は冬場の2倍以上です。
家の周りだけでなく歩道の芝生にもスプリンクラーです。
世界では飲み水に困っている人もいるのに、水がもったいない。

5.スーパーの袋
日本ではポリ袋が有料になったようですが、
テキサスでは全くその気配はありません。
どちらかというと消費者の選択に委ねられているように感じます。
環境に配慮したお店は紙袋やエコバックを販売していますので、
意識の高い人はそういうお店で買い物をするという感じです。
ウォールマート等ではポリ袋使いまくりです。
破れたりするので2重にして使っているくらいです。
車社会なのでポリ袋なくても問題なさそうなのになんでかな。

ではではー!

最近は英語学習といえばパタプラをしているくらいです。
パタプラも慣れてきて比較的長いフレーズも頭に入るようになってきました。

しかし、GSETの頃の毎日フィードバックをもらっていた頃が懐かしくなり、
シャドテンというサービスに申し込んでみました。
シャドーイングをするためのサービスになります。
私は誰かに監視されていないと物事が続けられないダメ人間なんです('ω')

ひとまずは1週間の無料トライアルを申し込んでみましたが、
第一印象は非常に良かったので共有したいと思いました。
まず、パタプラと違いアプリになっているので使い勝手が非常に良いです。
シャドーイングの題材もシャドーイング用に作られたものではなく、
誰かのインタビューのような音源が使われていたりして非常に実践的です。

毎日フィードバックをもらえて月額19,800円(税抜)はなかなかお得だと思います。
英語学習におけるシャドーイング自体の効果はある程度実証されていると思いますので、
効果は確実にあると思います。
ドクターDのレッスンでも後半はシャドーイング的な感じでしたし。

とはいえ、GSETと同様で、
自分のシャドーイングの結果の良し悪しはわかりますが、
どこをどう直したらいいのかは具体的に指導されるわけではないので、
ある程度自分で試行錯誤する必要があると思います

ドクターDでは的確な指摘と、
具体的な修正方法やそれを定着させるための練習方法まで教えてくれますので、
教えてもらうという点ではドクターDが最高です。

シャドテンでは自己流で量をこなして、
口や耳を慣れさせる事にフォーカスする感じになると思います。
そのうち、壁にぶつかってフラストレーションが溜まると思うので、
その際はドクターDなりで解消するようにします。

少し継続してみて良し悪しをまたレポートしたいと思います。

アメリカに来る前の「アメリカ」のイメージは
日本と同じような「アメリカ」という一つの国があるという認識でした。
しかしこちらに来てみて、
アメリカは合衆国であるという事がよく理解できるようになりました。

こちらに来るまではあまり具体的にイメージできていませんでしたが、
州ごとの権限が非常に強く、州が一つの国のような感じになっています。
税金も法律もサマータイムの有無でさえ州ごとに違っていて、
場合によっては連邦政府と争うケースもあります。
コロナの際の対応も州ごとに全く異なっており、
大統領の方針と州知事の方針が合わずに裁判になったりしていました。

最近のニュースではテキサス州が中絶を禁止したことにより問題になりました。
テキサス州は保守的と言われています。
今回、どんな理由であれ(レイプの結果でも)中絶は認めないという
法律をテキサス州が施行したため問題になりました。
その結果、中絶を希望する人が州外の病院に殺到し、
ただでさえコロナで大変なところに大きな混乱が生じたと報道されていました。

中絶や銃規制、コロナの対応方針等、非常にコアな部分でさえ、
州ごとに全く足並みがそろっていないとは思いませんでした。
州知事もアピールのためか連邦政府の方針はお構いなしに、
積極的に自分の政党の施策を実行していきます。
 
非常に効率が悪いようにも感じるのですが、
これが見方によってはアメリカの強さなのかもしれないなとも思いました。
ある意味、一つの国の中に様々なルールを持った州が存在するので、
州レベルで多様性が担保されていると言えます。
コロナ対策にしても成功した州と失敗した州がありますが、
失敗した州に居る人は成功した州に引越してくることができます。
経済活動再開に反対の人はそういった方針の州に移ればいいですし逆もしかりです。
ひとつの国の中で常に試行錯誤が行われているようなものです。

日本の場合は日本国全体が一蓮托生ですから、総理大臣の責任は重大です。
日本がだめになったら海外に行くしか選択肢がありませんが、
国を超えるのはなかなかハードルが高いです。

また、国民についても、
そういった選択肢が与えられているわけですから、
それぞれの問題に対して自分なりの考えを持っている人が多い印象です。
日本の場合は政府が決めたら基本的にはそれに従うしかありませんから、
関心度はそこまで高くないように思います。
あるとすると選挙のタイミングだけでしょうか。

住んでみて分かりましたが、
アメリカという国は本当に面白い国だなと思います。





赴任する前のテキサスに対するイメージは、
西部劇のような砂漠と暑い夏とカーボーイハットでした。

実際にこちらに来てみると、
少なくとも私の住んでいるNorth Texasは砂漠はありませんし、
カーボーイハットの人もほとんどいません。

春と秋は短いですが四季があります。
夏はイメージ通りかなり暑く、特に日差しがきついです。
公園で遊ぶ場合は朝9時から行かないと、
遊具が熱くなりすぎて遊べなくなります。(本当に火傷する熱さ)
東京ほど湿気がないので不快指数はそこまで高くありません。

しかしその夏も思ったほど長くなく、
屋外のプールに入れる期間は6月~9月くらいです。
10月に入ると暑くなったり寒くなったりしながら、
だんだんと気温が下がってきます。

今の時期は木々が紅葉し始め、
毎週末の仕事に家の前の落ち葉の片付けが追加されます。
土地はとにかく平坦なので山に紅葉を見に行くという事はありませんが、
住宅街には木が植えられているので秋を感じる事ができます。

冬も東京都同じくらい寒く、乾燥しますが、
車生活なのでそこまで影響がないのは幸いです。
冬には雪がちらつくことが何度かあります。
前回の冬は数十年ぶりの大雪が降りましたがそれはレアケースです。

シンガポールに居たときは冬に日本に帰るのがかなりしんどかったですが、
今は日本に一時帰国する際はギャップが少なくてよいですね。
コロナのため、なかなか帰る機会がありませんが・・。

アメリカに来てから早くも1年半が過ぎました。
到着当初はコロナと息子の誕生でバタバタしていましたが、
2年目に入り、生活もかなり落ち着いてきました。
  
仕事では赴任後1週間しかオフィスに出社しておらず、
その後は電話でしかやり取りしていませんが、
主要メンバーのキャラクターや人間関係が理解できるようになりました。
 
最近まで、「アメリカ人」と仕事をしているつもりになっていて、
「アメリカ人」はこういう性格だとか、こういう行動をしがちだとか
考えていました。

しかし、同僚と話していて、
「”アメリカ人”は実際そんなにいない」という事実に気づきました。
ある部門の責任者はイギリス人ですし、他方はインド人、
私のチームも1名を除いて全員カナダ在住で中国人ぽい名前の人も多くいます。
そういう視点で考えてみると、
私のイメージしていた「アメリカ人」はやり取りする中で半分以下のような気がします。
  
アメリカに居ますが、
もっと広い視点でインドや中国、ヨーロッパの事にも意識をおきながら、
人間関係を理解していかないといけないなと思いました。

前にも記事に書きましたが、
相変わらず電話会議前の雑談がなかなか苦痛です。
ほとんどの場合、いきなり本題に入ることはなく簡単な雑談が入ります。
自分が主催する会議の場合、
すぐ本題に入ってしまい、変な空気になることがよくあります。

いろいろと試行錯誤していて最近いいなと思った対策を共有したいと思います。
私の会社では自分のアカウントに写真を登録しています。
今まではジャケットを着たまじめな写真を載せていましたが、
気分を変えようと思い変更してみました。
その際に、1歳半になる息子を抱いた写真を使ってみたところ、
会議の際に相手側から子供について質問をしてくれるようになりました。
こちらも子供の話ならいろいろとできますので、
性別や年齢等、簡単な雑談ができます。
こちらからわざわざ話題を出さずとも雑談が成立したのです。
これは使えるなと思いました。

特に、初対面の人との電話会議の場合、
雑談の話題が非常に難しいのですが、
ほとんどのケースで相手から写真の子供について話題を振ってくれます。
そこで少し打ち解けられるのでスムースに本題に入ることができます。

最近は私も逆に相手の写真が変わった時は話題を振るようになりました。
写真を変えたという事は何か思うところがあるはずなので、
「I like your new photo!!」というだけで、
相手がいろいろと説明を始めてくれます。

非常に簡単で効果抜群だったので
話題作りのためにこれからも定期的に写真を変更しようと思います。
皆さんもよかったら真似してみてくださいね。

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