テキサス駐在の日々

2020年3月より妻と子供2人でテキサスに住んでいます。
ライフワークである英語学習とテキサス生活について
私の経験をリアルに記事にしています。

2021年09月

最近は普段の英語の打ち合わせの中で、
比喩的な表現が多く使われているというのがピックアップできるようになってきました。

英語の打ち合わせに参加していてほとんどすべてが聞き取れても、
最終的な結論が理解できないという事がたまにあります。
そういった場合は比喩的表現が正確にピックアップできていないケースが多い
のではないかという気がしています。

最近遭遇したのは、「Back Burner」です。
「状況が複雑化したため、Back Burnerになった」という感じで使われていました。
Back Burnerが分からないため、
それまでの状況が完全に理解できても、
最終的にどうしようとしているのかが全く理解できませんでした。

あとから調べたところ、
「Back Burner」はガスレンジの後列のコンロの事が転じて、
「後回しにする、棚上げにする」というような意味のようです。
意味を知っていれば何のことはありませんが、
これを知っているかどうかで理解が180度変わってきます。

最近は2,3人規模の気の知れた仲間内のミーティングであれば、
分からない場合は質問するクセと度胸がついてきました。
しかし、偉い人も含めて大勢が参加するようなミーティングでは、
なかなかこういうレベルの質問をするのは難しいので難儀します。

会話をたくさんしたり本をたくさん読むなどして、
少しずつ身に着けるしかありませんね。

珍しく仕事が忙しかったので更新が滞ってしまいました。

約1ヶ月間に渡って治らなかった2Fのエアコンがついに直りました。

我が家は通常のアメリカ家庭と同じくセントラルヒーティングになっており、
ACユニットは1Fと2Fにそれぞれ分かれています。
約1か月前に2FのACユニットを操作するパネルが全く反応しなくなり、
オーナーに修理をお願いしていました。

その後、エアコン業者が来て屋根裏のACユニットを調査したところ、
ネズミが居て、ネズミがコードをかじったための故障と判明し、
まずはペストコントロールを呼んで対処してから修理すると言われました。

オーナーによりペストコントロール業者が2つアサインされて調査しましたが、
ネズミが居た形跡はあるが今はいない模様との見解。
そのため、オーナーにエアコン業者に連絡するよう催促していましたが、
そこから2週間ほど全く進展がありませんでした。

一昨日、何故か別の新しいエアコン業者がアサインされて、
また一から説明して調査をしてもらった結果、原因が判明しました。

理由は、操作パネルの電池切れでした。
新しい電池を入れたところ普通に使えました。

ベッドを1階に移動したりサーキュレーターを2台も購入したり
この1カ月の苦労はなんだったのか・・。

アメリカではセカンドオピニオンが重要だなと痛感した一件でした。

2階のエアコンが効かなくなりました。
オーナーと家賃の事でもめているので、
トラブルが起きなければいいなと思っていましたが、
願いむなしくトラブルが発生しました。

この家に引越してきて約1年半ですが、
すでに1階の冷房、暖房が故障して修理してもらいましたが、
今回はついに2階の冷房が効かなくなりました。

オーナーに連絡したところ、
無事にエンジニアを派遣してくれました。
エンジニアが屋根裏にある冷房をチェックしたところ
故障の原因が判明しました。
「ネズミがコードをかじって切れたため」

しかも調査中に大きなネズミを見たようで、
ネズミを退治したら修理するからペストコントロールを呼んでくれと、
言い残して去っていきました。

その後、オーナーに連絡し、
今度はペストコントロールがアサインされて調査に来ました。
理由は不明ですがオーナーは2つのペストコントロール会社に依頼したようで、
同じ日に2人が別々に調査にきました。
一人目のおじいさんは、「ネズミなんかいない」と言って帰っていきました。
二人目のおじさんは、
「ネズミはいないが、ネズミが行き来できそうな穴があるからふさいだ方がいい」
と言って報告書を作ってくれました。

そこから約1週間が経ちましたが、オーナーから一切連絡がありません。
SMSを送っても返事がありません。

まだテキサスは暑いので、
マットレスを1階に移動して臨時の寝室を作って寝ています。
仕事場は2階なのでサーキュレーターを買ってきて、
1階から2階に空気を送ってしのいでいます。

いつになったら冷房が直るのか見当もつきませんが、
早くしてほしいものです。
セントラルヒーティングは快適ですが無駄も多く、
故障時のインパクトが大きいので日本のような部屋ごとのエアコンにしてほしいですね。

普段の生活で英語を使っていて困るのは、
簡単な言葉のセットで本来の意味とは違う意味を持つものです。
完全に聞き取れるのに意味が分からない事がよくあり、
普段から非常にストレスでした。

最近遭遇したのは 「Have a ball」です。
保育園で子供が作ってきたものに「Have a ball」と書いてありましたが、
「ボールを持つ」では全くピンときませんでした。
妻に聞いてみたところ、
「Have a ball」には「楽しむ」という意味があるとの事でした。
まったく想像もつかない意味があり驚きました。

気になるたびに調べるのですが、
もう少し効率的に学べないかと思っていたところ、
ネットでAtsuさんのDistinctionを見つけました。
Atsuさんは日本人にもかかわらず非常に自然な英語を話す、
私の理想とするバイリンガルの一人です。

Distinctionは3冊あります。
購入のためにはDistinctionのHPから注文する必要があり、
電子書籍版はありません。
アメリカに取り寄せるために転送コムを使って購入しました。
送料がかかるため、
3冊まとめて購入し、転送したので12,050円もかかりました・・。
8,920円(本)+3,130円(転送代)

値段はちょっと高いと思いますが内容は良いと思います。
本の内容はこのような感じになっています。
Distinction


良いなと思った点は以下の2点です

1.語源的なものが書いてあり面白い
  ④に該当するところですが、
  語源のような説明があり楽しめますし頭に残りやすいです。

2.英語での別の言い方が書いてある
  ⑤に該当するところですが、
  同じ意味を別の方法で言い換えた表現が載っています。
  こちらの表現もとても勉強になります。
  
微妙だなと思ったのは付属の赤いシートです。
赤いシートを付けると赤い文字が隠れるのですが、
英語の例文の文字も隠れてしまいます。
ということで赤いシートは使っていません。

私の普段の使い方は、
本の左側の言葉の組み合わせをみて、
右側の英語での表現を当てるというものです。

知らないものがたくさんあり非常に勉強になります。
また、勉強したものが会話の中で出てくると非常にうれしいです。
費用対効果を考えるとすごいおススメというわけではありませんが、
個人的には悩んでいた部分にちょうどいいソリューションだったので満足しています。

アプリもあるようですが、
あまり評価が高くなかったので試していません。

もし使ったことがある方は感想を教えていただけると嬉しいです。

会社のプログラムで無料で英語のテストが受けられる機会があり、
自分の現在位置を知るために受けてみましたが残念な結果でした。

VersantSpeakingテストです。
wikipediaによると、
史上初の全自動のスピーキングテストのサービスとの事です。
サービスの歴史は古いようで1996年からPhonePassという名前で
開発されていたようですが2005年に今のサービス名称になった模様。
今まで知りませんでした。

Googleトレンドではこんな感じでした。
日本でも2015年末頃から徐々に知名度が上がっている模様です。
Capture


受験方法は非常に簡単で、
スマホにアプリをインストールして受験するだけです。
受験時間は約30分で、試験結果は受験終了後数分で出ます。
英検やTOEICなどに比べると格段に受験のハードルが低いですね。

試験内容はPartA~PartFまであります。
PartA:Reading - 表示された文章を読む
PartB:Repeat - 聞いた文章をマネして発音する
PartC:Questions - 質問に対して答える
PartD:Sentence Builds - 断片的なセンテンスを3つ読まれ、
             それらをつなげて完全な文章を作る
PartE:Story Retellings - 聞いたストーリーを説明する
PartF:Open Questions - 質問に答える

赤裸々公開がこのブログのモットーなので、
試験結果を堂々と公開していきたいと思います。

受験後すぐに以下のようなレポートがWEBからダウンロードできます。
驚くほど正確に自分の現状のレベルを表現されていると感じます。
Score Report-1

Score Report-2


やはり長年の課題だと感じている「流暢さ」が一番低い点数でした。
まさに指摘されているように、文章が途切れてしまうのが課題です。
一度に考え出せるセンテンスの長さが短いために、
ひとつの話をつなげて一気に話す事ができず、
いくつかに分断されてしまいます。

ネイティブと会話していると私の話の途中で相手が私のターンが終わったと思い、
相手が話し始めてしまいお互いの声がかぶってしまう事がよく発生します。
話慣れている人と会話する際は忍耐強く待ってくれるのですが。

発音についてはGSETやドクターDでかなり特訓しましたが、
話す内容に集中していると適当になってしまうのが課題です。
話す内容と発音の両方を意識する事は不可能なので、
無意識にまともな発音ができるように訓練するしかないと思っています。

簡単な短いテストにもかかわらずかなり正確にレベルを測定されていると感じました。
それにしても、まだまだ先は長い・・・・。
正直、ちょっと凹みました。

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