テキサス駐在の日々

2020年3月より妻と子供2人でテキサスに住んでいます。
ライフワークである英語学習とテキサス生活について
私の経験をリアルに記事にしています。

2021年03月

前の記事で書きましたが、
上級のVoiceでは2~3つの単語のつながりになります。
それらを練習していると、自分の弱点がよくわかります。

最近苦労しているのは s に続く th の発音です。
例えば、pass through や makes this です。
passのsをはっきりと発音しようとすると
th の際に舌が歯の間に行くのが間に合いません。
th にフォーカスしすぎると s が消えてしまいます。
いろいろ試してみますがどうしたらいいのかまだ解決策がわかりません。

もう一点は for です。
単体ではきちんと r を発音できますが、
文章の間に入ってしまうと fo になってしまいます。
これはほとんどクセみたいなものなので、
for が入っている場合は線を引いて特に注意するようにしています。

いずれにしろ話す際にスピードを上げるのではなく、
それぞれの単語を単語単体ではなくて前後と可能な限りつなげて、
一息で発音する事を意識して練習するようにしています。

すっかりブログをさぼっていました。
英語も少しさぼり気味ですがぼちぼち進めています。

いまは相変わらず喉発声を強化しています。
最近はかなり慣れてきて喉も鍛えられてきた気がします。
お店での注文の際は自然と喉発声ができるようになってきました。

会議などで突然に発言を求められると気が動転するせいか、
どうしても喉発声ができずにちょっと軽い声になってしまいます。
これは少しずつ慣れていくしかありませんね。

喉発声でしっかり胸を震わせて声を出そうとすると息をたくさん使います。
私は肺活量がとんでもなく少ないのですぐに息継ぎが必要になります。
日本語で子供に絵本を読み聞かせをするときも、
喉から声を出し、息をできる限りたくさん吐くようにしています。
そのせいかどうかわかりませんが、
先日、寿限無の絵本を読んでいた時に、
ついに寿限無の名前を一息で言えるようになりました。
多少肺活量がついてきたのか、息のコントロールができるようになってきたのかだと思います。

最近は英語の練習というよりも発声練習になっている気がします。

だんだん英語のネタも尽きてきたので、
いろいろと他のことも書いていきたいと思います。

すっかりブログの更新をさぼってしまいました。

お気に入りだったGSETの先生が辞めるようで、
先週から新しい先生になりました。
初めはちょっとテンションが下がりましたが、
今となっては変わってよかったかなと思っています。

やはり先生によって気になるポイントが違うので、
できるだけいろんな先生に英語を多角的にチェックしてもらうのがよさそうです。
今回は新しい先生に指摘された点を紹介したいと思います。

タイトルにも書きましたが、「it」の発音を直されています。
もう少し細かく言うと「i」の発音です。
私は今まで「i」を「イ」と発音していましたが、
「i」を「エ」と発音するケースが実は多いようです。

「it」は「エット」、「Difficult」は「デフェカルト」という具合です。
初めて指摘されましたが、よくよくネイティブの発音を聞いてみると、
確かにそう聞こえる気がします。
実際は「エ」の前に小さい「ィ」が入るんでしょうが、
まずは完全に「エ」と発音する練習をしようと思います。

「and」の指摘を受けたときぶりの驚きでした。
英語は奥が深いですねぇ。

英会話の練習やシャドーイングをするにあたっては、
映画のワンシーンやTEDを使っていました。

しかし、娘がみているYoutubeを見ていて、
実は子供向けの歌やアニメもいいのではないかと思いました。

歌にはリズムがあるのと、
意外と早いのでリンケージをマスターしないと歌えません。

アニメのストーリーは一見簡単そうですが、
意外と日常生活で使う言い回しが豊富に含まれている事に気づきました。
逆に流れが分かりやすいので細かい表現に集中する事が出来ます。

今後は子供向けのコンテンツにも手を伸ばしてみようかと思います。
ご参考までにYoutubeチャネルをいくつか共有しておきます。

<歌系>
Cocomelon
cocomelon
娘の一番のお気に入りです。
英語の一般的な子供の歌が大量にありますが、
なかなか早くて口が追いつきません。

Pinkfong
pink
歌の種類はココメロンの方が好きですが、
こちらもよく見ています。

<ストーリー>
ペッパーピッグ
peppapig
完璧なイギリス英語です。
たまにはイギリス英語も気分転換にいいかなと思って聞いています。
以前はアメリカ英語とイギリス英語の違いもあまりよくわかりませんでしたが、
今となってはイギリス英語が奇妙に聞こえます。
成長したのかもしれません。

先日、テキサス在住の日本人で集まる機会があり、
そこで聞いてビックリしたことを共有したいと思います。

テキサスの小学校では、
毎朝、国歌の斉唱と宣誓、テキサスの州歌を歌うそうです。
また、授業でもテキサスの歴史について詳しく勉強するため、
みんなテキサスを好きになるとの事。
テキサスは比較的保守的で
テキサス愛が強い人が多いと聞いていましたが納得です。

そういえば、
何度か訪れている、テキサスステーキハウスというお店でも、
毎晩19時になると国歌斉唱が突然始まります。
そうするとみんな立ちあがって胸に手を当てて聞き入ります。

日本人からするとちょっと異常な感じがしてしまいますね。
日本の小学校で毎朝、君が代を斉唱したら大変なことになりますし、
レストランで突然君が代が流れて
みんな立ちあがって聞き入るなんて事が起こったらもう事件です。

ちなみに、シンガポールでも独立記念日には、
みんな国旗をもってお祝いします。
テレビやラジオでも耳にタコができるくらい国歌が流れます。

日本で日本国旗を持つ機会なんて
オリンピックの応援の時やワールドカップの時だけですね。

しかし、日本の子供に日本の歴史やいいところをしっかりと教えるというのは、
非常に大切な事なのではないかと思います。
日本人であることを誇りに思えるような日本人が増えると
もっと国がよくなるかもしれません。

私の世代は基本的に日本は悪い事をしてきたと教えられた世代なので、
なおさらそう思うのかもしれません。

この頃気になる英語での褒め言葉があります。
「I like your shirt」「I like your mask」等です。

今まで何となく聞いていましたが、
よくよく考えたら全く死角のないお世辞だなと思いました。

不思議なもので、
「I like your shirt」と面と向かって言われると何となく嬉しくなります。
しかし、よくよく考えれば、
シャツ自体の良し悪しを言っているわけでもなく、
私に似合っているかどうかも全く関係なく、
とにかく相手の視点でそのシャツが好きだと言っているだけです。
それでも嬉しく感じるので本当に不思議です。

日本語で考えてみると、いきなり初対面の人に、
「私はあなたの着ているシャツが好き」と言われるような感じですが、
あまりしっくりときませんね。

質問された時に、Good Questionと言ってみたり、
英語は日本語よりも褒め言葉の種類が豊富な気がします。
文化背景の違う人たちが集まって円滑に進めるために、
褒め言葉が発達したのでしょうか。

いずれにしろ、とても良い習慣だなと思いました。




前回のブログを書いる途中に、
タイトルが「テキサス駐在の日々」だった事を思い出しました。
最近は英語の話ばかりなので、
ブログのタイトルを変えたほうがいいかもしれないですね。

という事で、需要がないと思いますが英語以外の話題を少し。

アメリカに来て1年が経ちましたが、この1年でもっとも意外だったのは、
「アメリカは契約社会じゃなかった」という事です。
日本にいた頃はアメリカは契約社会で、
なんでも契約に記載されていて、契約違反をするとすぐに訴えられる。
というようなイメージを持っていました。

しかし、実際はものすごくウェットで、
かなりの部分が人間関係で物事が成り立っています。
仕事上でもお客様も契約書の中身というよりは会話を重視します。
もちろんトラブルがあり、解決のめどが立たない場合は、
最終的には契約書が拠り所となり裁判する事になりますが、
そこに至るまでにはかなりの時間をかけてコミュニケーションをします。

日本よりも会話の重要度が格段に高いと感じます。
日本はどちらかというと会話よりは紙やWEBに書いてある事が優先されるケースが多いですが、
アメリカの場合は記載してある内容よりもその場の会話が優先されます。

先日、2月度のクレジットカードの支払いをすっかり忘れており、
手続きが1週間遅れたために延滞金が加算されてしまいました。
そこで妻がコールセンターに電話をして、
遅れたがすでに支払ったので延滞金を返金してくれと交渉したところ、
規約上は返金する義務はないのですが、すぐに返金してくれました。
ダメ元でしたが、チャレンジしてみるものだなと思いました。
日本ではありえないと思います。

小さい頃からそういう環境で育ってきているからなのか、
アメリカ人は会話が非常に上手です。
特に優秀な人はポジティブなワードを会話の中に散りばめながらも、
自分の主張を論理的にしっかりと織り込んできます。
どんなにくだらない質問をしたとしても、
「Good Question」とか、「Thank you for asking」と言って、
真摯に対応してくれます。
会話をするという事に非常に重きを置いているのだと思います。
日本で大人数の会議でくだらない質問をすると白い目で見られますが。

そういう意味でもアメリカに居て、
英語がうまく話せないというのは非常に大きなハンデだと感じます。
引き続き、英語を頑張りたいと思います。

あら、最後は結局英語の話になりましたね。。

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