前回はドクターDの受講が終わったところまで書きました。

この段階で、発音の技術的な理解が深まり、基礎が身についてきたと感じたので、
次のステップとしては実践の機会を増やす事にしました。
そんな中で、コメントで教えていただいて登録していたCafe Talkを始めました。
Cafe Talkは2021/4/13~2022/5/9まで約1年程利用しました。
登録自体は2021/4/13にしていましたが本格的に利用したのはドクターD以降でした。
始めはなかなかコレといった先生が見つからず苦労しましたが、
後半は決まった先生を見つけて、
アメリカのニュース記事を中心にフリートークをする授業を週に2回ほど受けていました。
残念ながら先生が日本に行ってしまう事になったためCafe Talkはそこで辞めました。
理由としてはお気に入りの先生を探すのがしんどかった事と飽きが来ていたことです。

この頃になると、
慣れた人との1対1の会話であればある程度、会話ができるようになっていました。
しかし、自分の言いたい事は50%程しか言えていない感触です。
複数人の会議では自分の発言するスキを見つけられずほとんど話せません。
事前に準備した質問を何とか無理やり発言するも
一問一答みたいなやり取りが精いっぱいというレベルです。
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私 :「この点はリスクがあると思うがどうか」
相手:「XXXの対策を取っているから大丈夫です」
私 :「ありがとう」
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という程度で、後から相手の話の矛盾に気づいて悔しい思いをする事も多々ありました。

ネイティブ同士の複数人の会議では話しているワードはそれなりに聞き取れていると思うのに、
何を言わんとしているのかが理解できないという状態でした。
脳が言葉を拾う事にほぼ100%使われてしまい、内容理解までの余裕がなかったんだと思います。

この頃になると今度はスピーキングの問題も気になってきてしまい、
IDIYで文章を書いて、文章作成能力を上げようかとトライしたりもしました。
1カ月程を2回やりましたが、正直まったく効果を感じませんでした。

文章作成能力を高めるという事で、
改めてパタプラをやろうと決心して1カ月程再開したりしていました。
しかし、やはりフィードバックがないためモチベーションが続かずに困っていました。

そんな折に見つけたのがシャドテンです。
パタプラもある意味シャドーイングに近かったので親和性を感じたのと、
毎日フィードバックをもらえるという点に魅力を感じて2021/11/10に申し込みました。
トライアルの感触がよかったのでそのまま契約し、最終的には2022/9/17まで10カ月程続けました。
始めた当初には「こんなの無理だろう」と思っていたようなスピードのものも
練習さえすればシャドーイングできるようになりそれなりに進歩は感じました。
聞いた英語をそのまま口に出すという事で日本語を介さない脳の使い方が強化されたような気がします。
しかし、仕事の英語に対して劇的な効果は感じず、
「このままどんどん早い英語をシャドーイングできるようになったところで何か意味があるのか」
という疑問が生じてしまい、モチベーションを保てなくなりました。

この頃はどのスキルを強化すればよいのか、
そのためにはどういった練習が効果的なのかが分からず迷走していた気がします。
もう一度、ドクターDに戻ってアドバイスをもらおうかとも考えていました。
こう言うような時にアドバイスがもらえるコンサルティングサービスがあったらいいなと
本気で思いました。

そんな時に、会社の英語を勉強している人が参加しているチャットグループの会話で
「カランメソッド」というワードを初めて聞きました。
「シャドーイングっぽいけど、4倍速く英語が身に付くなんてなんだかすごい怪しい」
というのが第一印象です。
しかし、カランメソッドが気になりネットで体験談等を調べる日々が続きました。
そんな時に初心を思い出しました。
「いくらお金がかかってもいいから誰かの力を借りて英語を勉強しなおすしかない」
悩んでいるならとにかくやってみるしかない、という事で2022/5/17に申し込みました。

レベルチェックでは一番低いレベルと診断され、正直なところ、すごく傷つきました(笑)
だって2年ほどアメリカで英語で仕事しているのにレベル1ってどういう事よ。
そこからカランメソッドにはまっていき、今はレベル5まで来ました。
非常に効果を感じているので12までやって、
その後はビジネスカランもやろうと思っています。

さて、次回はこの2年間で果たして私は英語学習にいくら費やしたのか、
その総額と明細を公開したいと思います。