この間、久々に奥さんに許可をもらってゴルフに行ってきました。
そこで、私と同じ会社に10年勤めている日本人の人と一緒にプレーをしました。
その時に英語の会議の話になり、雑談対策を教えてもらいましたので共有したいと思います。
 
その人は英語もペラペラで会議中の雑談も普通にこなしており、
いつも同じ会議になる時はすごいなと感心していました。
 
ゴルフの時に会議の際の雑談が苦痛だという話をしたところ、
コツを教えてもらいました。
それは意外にも簡単な話で「毎日雑談のネタを事前に準備する」という事です。
その人は今でも毎日2,3個ネタを用意しておき、
参加者が被らなければ各会議で何度も同じ話をするようです。
また、相手が雑談を始める前にこちらの雑談を持ち掛けるようにしていて
準備したものを話せるようにしているとの事。
 
まさかアメリカで10年働いていて英語もペラペラなのに、
雑談を準備して対応していたと聞いて衝撃でした。
何の準備もせずに雑談が苦手だと言っている自分が恥ずかしくなりました。
 
その後にいろいろと考えてみましたが、
もしかしたらアメリカ人も同じなのかもしれないと思うようになりました。

アメリカでは電話会議前に雑談することがよくありますし、
お店で買い物するときにレジの人に話しかけられることもあります。
たまたま公園で会っただけの初対面の人と1時間近く雑談しているようなケースもあります。
そういったことを改めて考えてみたところ、
日本で生活していた時よりも言葉を使ってコミュニケーションする機会が
圧倒的に多いという事に気づきました。
 
そういう日常にあるので、いつでも対応できるように
ほとんど無意識に雑談のネタをストックする習慣がついているのかもしれません。
 
さらに言うと中国人も同じかもしれません。
上海駐在時代に、遠距離でタクシーに2時間近く乗るような機会が何度もありましたが、
ローカルはタクシーの運転手と道中ずーっと話し込んでいましたし、
突然知らない人に話しかけられることもよくありました。
そういう点では中国とアメリカは似ているところがあるのかもしれません。

今後は自分も
少しでも自分が気になった話題は簡単に背景を調べておいて、
いざという時に話題にできるように少しずつストックしていこうと思います。