テキサス駐在の日々

2020年3月より妻と子供2人でテキサスに住んでいます。
ライフワークである英語学習とテキサス生活について
私の経験をリアルに記事にしています。

アメリカ生活で気が重い事の一つが病院です。
そもそも病院や保険の仕組みが複雑です。
3年経っても保険の仕組みを完全に理解できていません。
 
アメリカに来からまだ歯科と眼科以外には行ったことがありませんでした。
本来はホームドクターというかかりつけの主治医がいて、
何かあるとまずは主治医に相談してから専門医を紹介してもらうという流れになります。
子供は定期健診があるのでホームドクターがいますが、妻も私もまだいません。
  
そんななか、年末に肘をひどくぶつけて大きく腫れてしまいました。
そのうち治るだろうと思ってほおっておいたら1カ月以上たっても全く治らず、
腫れがどんどん大きくなってきたので病院に行く決意をしました。
 
まず決めなければいけないのはどの病院に行くのかです。
アメリカには普通の病院以外にUrgent Careと、ER(Emergency Room)があります。
まず普通の病院を探して予約を試みましたが1カ月先の予約しかできませんでした。

すぐ見てもらおうとするとUrgent CareかERになります。
ERは本当に緊急で生死にかかわるような場合に行く感じですが、
長期間待たされる上にかなりの金額を請求されます。
抗生物質の副作用で子供が高熱を出してと体中にあざができた時に行きましたが、
何の処置もされなかったのに300ドルもかかりました。

名前からUrgent CareもERに近いところだと思っていたんですが、
ネットで調べたら意外と気軽に行けそうな感じだったので意を決して行くことにしました。
家の周りにあるUrgent CareをGoogle Mapで探して評判のよさそうなところにしました。
『Legacy ER & Urgent Care』という名前のところです。

特に予約もせずWalk inで訪問する事にしました。
受付では肘に問題がある事、初めて来たことを伝え、保険カードと免許証を提示しました。
問診表の記入を求められてその場で記入しましたが医療用語が多くて大変でした。
よく出てくる用語は調べましたが、その他は適当にNoとしておきました。
私以外に待っている人は2名ほどしかいませんでした。

15分程経ったところで中に呼ばれて、
熱、血圧を測って、どんな症状なのか等の問診がありました。
相手はおそらく看護師さんだと思います。

その後、別の部屋に移動してドクターを待つこと約20分。
ドクターはラテン系の太った髭のおじさんでした。
私の肘を見るなり『これはXXXだ、薬を出すから飲んでおきなさい』と言い、
私に触れる事もなく2分程で部屋を出て行ってしまいました。
後でネットで調べましたが、肘の滑液包炎だったようです。

症状の説明の紙と処方箋を受け取って、
受付で待っていましたが一向に何も起こらないので勇気を出して受付に聞いてみたところ、
もう帰ってよいとの事。
結局、当日は一銭も払いませんでした。
処方箋をもって最寄りのCVSに行って薬を受け取り、10ドル程払っただけです。

費用がどうなったかずっと気になっていましたが、
2カ月経った今になって請求書が届き、追加で20ドルを支払いました。
大金もかからず、1時間程度で済んだのでよかったです。
もっと早いうちにUrgent Careに行けばよかったなと思いました。
せっかくのアメリカ生活、ビビっちゃダメだなと再認識しました。

みなさんも身体に気を付けてくださいね。
でわでわ!


あけましておめでとうございます☆
ブログをすっかりさぼってしまい、1カ月も間が空いてしまいました。
 
年末年始はアメリカ駐在員定番のディズニークルーズに行ってきました。
ガルベストン発、ケイマン諸島折り返しの6泊7日の旅程です。
船上での年越しは久々に気分が高揚し、
2023年も頑張ろうと気持ちを新たにできました。
 
英語学習の方は相変わらず、カランを中心に続けています。
しかし、Stage5が終わり、飽きてきました。
Stage12まであるわけなのでまだ半分にも届いていないのですが、
毎回似たようなプロセスの繰り返しなので飽きます。
 
しかも、進歩しているのかどうか全くわかりません。
昨年10月のブレイクスルーの際に恐れていた停滞期に入ったようです。 
 
ということでいくつか対策を考えてみました。
まず、カラン一本に絞っているので飽きが来ていると思ったので
2つの違う学習を取り入れる事にしました。
ひとつは、ELSA Speakで、
もうひとつは、AtsueigoのDistinctionのアプリ版です。
 
カランの最大の弱点はフィードバックがない事です。
とにかくテキストを前に進める形なので、
レッスンについていけているかどうか関係なく消化した分だけ前に進みます。
そもそも自分がどれほどついていけているのかも分かりません。
慣れてくるとマシーンのように
”半自動で先生の音読の後をついて音読できるようになる”
という特殊能力が身につくので全く理解できていなくても進めてしまいます。

そこで、お手軽に自分の英語力を計測できそうなサービスを選びました。
ELSA SpeakはAIが自分の英語の発音のネイティブ度を判定してくれるものです。
今のところそれなりに優秀だなと思います。
この2週間くらいの間でもWの発音とEの発音がまだ甘い事がわかりました。

Distinctionは本は買ったものの、
正直たまに開く程度であまり活用できていなかったのですが、
掲載されている表現自体は本当に有用なので身に着けたいと思っていました。
アプリ版では表現の意味を当てる練習ができるので本を読むより格段に覚えられます。
出題の仕組みのよくできていて、
以前に覚えたとマークしたものが少し経ってから突然問題で出てきて、
記憶の定着が甘いと答えられなかったりします。
毎日やっているとある程度覚えられてくるので進歩している事を実感する事ができます。
また、映画を見ている時に覚えた表現が出てきたりしてうれしくなります。

今は、カランを25分とELSA Speakを15分、Distinctionを15分の
計1時間程度を毎日英語学習に費やしています。

ヒアリングはあまり問題を感じない程度まで来たので、
今年はとにかくスピーキング能力を上げるために、
インプットをどんどん増やしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします!
でわでわ

今日は子供の言語環境について共有したいと思います。
 
日本に2週間程一時帰国をして戻ってきましたが、
たった2週間でも子供の日本語は格段に上達しました。
子供もだんだん大きくなり、言語教育には頭を悩ませています。
 
私には5歳の娘と2歳の息子がおります。
娘は3歳になったばかりでアメリカに来ました。
日本では1年半ほど保育園に通っていました。
アメリカに来てからはすぐにDay Careに預けており、
朝9時から夕方の5時まで保育園に通っていました。
今年の9月からはキンダーガーテンに通っています。
また、今年の4月から土曜日は補習校に通っています。
 
娘は日本である程度日本語ができる状態になってからアメリカに来たためか、
日本語に関しては現時点ではそれほど問題を感じないレベルに話せます。
れでも日本で2週間日本語漬けだと成長を感じます。
そう考えると日本の同じ年の子と比べると劣っているところがあるのだと思います。
これからは漢字などを身に着けないといけないので、
日本語の学習を意識的にしていかないといけないなと思っています。
夜は毎日日本語の絵本を読むようにしています。
 
娘の英語は友達とコミュニケーションをとるのには不便を感じないようですし、
キンダーガーテンで先生の言っている事をちゃんと理解できているようです。
伝達事項などもちゃんと伝えてくれます。
私の英語の発音を直してくることもたまにありますし、
私よりネイティブのブロークンな英語をかなり聞き取れているようです。
 
息子はアメリカに来てすぐ、コロナで大変だった時に産まれました。
そのため息子は日本には合計1か月程しか滞在した経験がありません。
アメリカでは半年ほど前から保育園に通っていて、
朝9時から夕方の5時まで預けています。
  
息子はすでに2歳半ですが言葉はまだ片言という感じです。
娘は2歳の時にはすでに結構話せていましたので、
娘と比較するとかなり遅れていると感じます。
日本語、英語のミックスの環境が影響しているのかなと少し心配です。
 
日本に帰った時に気づいたのですが、
息子の日本語が一部、外国人風な日本語になっていました。
たとえば、「おにぎり」が日本人のフラットなイントネーションではなく、
「ぎ」に強いアクセントがおかれてた「おにりぃー」になっていました。
私も妻も娘も普通に「おにぎり」と発音していますし、
保育園で先生が「おにぎり」について話す事はないと思いますので、
自然とアメリカ英語のイントネーションに引張られてしまっているのだと思います。
息子の頭の中はどうなっているんでしょうね、とても不思議です。
 
日本に帰った時に、
シンガポール駐在時代(10年前)の同僚に会って話を聞きましたが、
2歳から6歳までシンガポール駐在でインターの保育園&幼稚園に入れていた子が、
今では全く英語ができない(どころか嫌い)という話を聞いて愕然としました。
子供は覚えるのも早いですが、忘れるのも早いですね。
 
いつ日本に帰るか分かりませんが、
英語を忘れないように可能な限りキープするよう努力したいと思います。

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