テキサス駐在の日々

2020年3月より妻と子供2人でテキサスに住んでいます。
ライフワークである英語学習とテキサス生活について
私の経験をリアルに記事にしています。

Distinctionを使い始めて1か月が経ちましたので、Distinctionアプリの詳細や使用感を私なりにシェアしたいと思います。結論から言うと、効果を感じているのでDistinction 2, 3まで続けたいと思っています。

Distinctionアプリを使った経緯

3年もアメリカで苦しんでいるとそれなりに英語を聞き取ることができるようになってきましたが、今度は「英語を聞き取れるのに意味が分からない」という課題に直面しました。
例えば、今日の打合せでは「It's water under the bridge.」と言っていましたが聞き取れても正直まったく意味不明です。後で調べてみると、「Something happened in the past and is no longer important or worth arguing about.」というような意味でした。おそらく今までは聞き取れていなかったために気にならなかったものが、ヒアリング力が向上した事により気になるようになってきたのだと思います。その対策としてDistinctionのアプリ版を試してみる事にしました。

申し込みと単語数の設定

本当に続けられるかどうかわからなかったのでまずはDistinction1(3,500円)だけを購入しました。私の場合、本を事前に買っていたので20%割引があり2,800円でした。Distinctionのホームページで手続き後にiPhoneにアプリをインストールして同じアカウントでアプリにログインする事で問題データのダウンロードができます。手続き自体は非常に簡単でした。

まず始めにアプリで一日に勉強する単語の数を設定するのですが、できるだけ続けられるように10 words/dayと少なめに設定しました。目安となる一日の所要時間や完了までにかかる日数目安なども記載されているので自分の目標に合わせて設定できます。
IMG_8466

ただ、10 wordsしかやらないわけではなく、復習なども含めて日々問題数は変動します。印象としては週末にやらない日が合ったりすると次の日の問題数が増える気がします。実績を見てみると30~130 wordと結構幅がありました。最も多い130の時は、30分近くかかりました。勉強途中でやめる事や続きを後から再開する事もできます。
IMG_8464

勉強時間は単語数によって変動があり15分~30分程で、2月の平均は17分/日でした。
IMG_8462


日々の学習方法

実際の毎日の学習画面はこのような感じです。
問題となるイディオムが上部に出てきて音声で読み上げられます。画面をタップすると答えや解説などが表示されます。横にスワイプすると文例や同義語等が順次表示されます。
すぐに答えが分かった場合はEasy、少し考えた場合はGood、答えられなかった場合はHardのボタンをタップします。EasyとGoodの使い分けが少し難しいですが、使っていくうちに自分なりの基準ができてくると思います。
IMG_8467


私は日本語はあまり見ないで、問題から直接英語の同義語で答えるようにします。英語の説明の方が細かいニュアンスの違いが理解しやすいからです。例えば、「とても怒っている」という場合も「Very Angry」なのか、「Extreamly Angry」なのかでニュアンスが変わってくるからです。

1カ月使ってみた感想

英語の学習の中で単語の暗記は私の一番苦手分野ですが、一カ月続いているので自分でも驚きです。大きく以下の3点が理由だと思います。

1.過去に聞いたことがあるが意味が明確でなかったものが出てくる
過去に聞いたことがあり何となく理解していたものを改めてちゃんと勉強する感じなので、「あー、これはそういう意味だったのか!」とピンとくる時に嬉しくなります。

2.勉強したものが打合せや映画・ドラマで出てくる
ネイティブがよく使う単語・表現を厳選収録。
とHPにあるように日常会話でよく使われるものが収録されているので勉強したものをその後の会議や映画やドラマで実際に使っている場面に高い頻度で遭遇します。「おぉ!これはこないだ勉強したやつだ」となりやる気が継続します。

3.語源の説明があるので覚えやすい
私は単純な記憶が非常に苦手なのですが、語源の説明のおかげで記憶がしやすいです。歴史的な背景から意味が付加されているものが多く、英語の歴史を勉強しているようで楽しみながら覚える事ができます。
毎日の学習で出てくる単語のチョイスもよくできていて、過去にすでに覚えたはずのものが突然に出題されて答えられなかったりします。その日の勉強する単語数はかなり幅がありますが、新しいもの、最近学習したもの、過去にすでに覚えたものがそれぞれバランスよく散りばめられている印象です。

まとめ

総合的にはアプリのデザインやコンテンツ含めて非常によくできており、課金する価値は十分にあるのではないかと思います。ちなみに、私は本も購入していたのですがそちらはあまり活用できておらず、アプリだけで十分だなと思います。

唯一謎なのがストリークです。課題をこなすとXPという経験値のようなものを得られるのですが、いったいこれが何の役に立つのかよくわかりません。もし分かる方がいたら教えてください。

今回は、ちゃんしたブログっぽい感じで書いてみました。
少しは読みやすくなりましたでしょうか。

でわでわ!





アメリカ生活で気が重い事の一つが病院です。
そもそも病院や保険の仕組みが複雑です。
3年経っても保険の仕組みを完全に理解できていません。
 
アメリカに来からまだ歯科と眼科以外には行ったことがありませんでした。
本来はホームドクターというかかりつけの主治医がいて、
何かあるとまずは主治医に相談してから専門医を紹介してもらうという流れになります。
子供は定期健診があるのでホームドクターがいますが、妻も私もまだいません。
  
そんななか、年末に肘をひどくぶつけて大きく腫れてしまいました。
そのうち治るだろうと思ってほおっておいたら1カ月以上たっても全く治らず、
腫れがどんどん大きくなってきたので病院に行く決意をしました。
 
まず決めなければいけないのはどの病院に行くのかです。
アメリカには普通の病院以外にUrgent Careと、ER(Emergency Room)があります。
まず普通の病院を探して予約を試みましたが1カ月先の予約しかできませんでした。

すぐ見てもらおうとするとUrgent CareかERになります。
ERは本当に緊急で生死にかかわるような場合に行く感じですが、
長期間待たされる上にかなりの金額を請求されます。
抗生物質の副作用で子供が高熱を出してと体中にあざができた時に行きましたが、
何の処置もされなかったのに300ドルもかかりました。

名前からUrgent CareもERに近いところだと思っていたんですが、
ネットで調べたら意外と気軽に行けそうな感じだったので意を決して行くことにしました。
家の周りにあるUrgent CareをGoogle Mapで探して評判のよさそうなところにしました。
『Legacy ER & Urgent Care』という名前のところです。

特に予約もせずWalk inで訪問する事にしました。
受付では肘に問題がある事、初めて来たことを伝え、保険カードと免許証を提示しました。
問診表の記入を求められてその場で記入しましたが医療用語が多くて大変でした。
よく出てくる用語は調べましたが、その他は適当にNoとしておきました。
私以外に待っている人は2名ほどしかいませんでした。

15分程経ったところで中に呼ばれて、
熱、血圧を測って、どんな症状なのか等の問診がありました。
相手はおそらく看護師さんだと思います。

その後、別の部屋に移動してドクターを待つこと約20分。
ドクターはラテン系の太った髭のおじさんでした。
私の肘を見るなり『これはXXXだ、薬を出すから飲んでおきなさい』と言い、
私に触れる事もなく2分程で部屋を出て行ってしまいました。
後でネットで調べましたが、肘の滑液包炎だったようです。

症状の説明の紙と処方箋を受け取って、
受付で待っていましたが一向に何も起こらないので勇気を出して受付に聞いてみたところ、
もう帰ってよいとの事。
結局、当日は一銭も払いませんでした。
処方箋をもって最寄りのCVSに行って薬を受け取り、10ドル程払っただけです。

費用がどうなったかずっと気になっていましたが、
2カ月経った今になって請求書が届き、追加で20ドルを支払いました。
大金もかからず、1時間程度で済んだのでよかったです。
もっと早いうちにUrgent Careに行けばよかったなと思いました。
せっかくのアメリカ生活、ビビっちゃダメだなと再認識しました。

みなさんも身体に気を付けてくださいね。
でわでわ!


あけましておめでとうございます☆
ブログをすっかりさぼってしまい、1カ月も間が空いてしまいました。
 
年末年始はアメリカ駐在員定番のディズニークルーズに行ってきました。
ガルベストン発、ケイマン諸島折り返しの6泊7日の旅程です。
船上での年越しは久々に気分が高揚し、
2023年も頑張ろうと気持ちを新たにできました。
 
英語学習の方は相変わらず、カランを中心に続けています。
しかし、Stage5が終わり、飽きてきました。
Stage12まであるわけなのでまだ半分にも届いていないのですが、
毎回似たようなプロセスの繰り返しなので飽きます。
 
しかも、進歩しているのかどうか全くわかりません。
昨年10月のブレイクスルーの際に恐れていた停滞期に入ったようです。 
 
ということでいくつか対策を考えてみました。
まず、カラン一本に絞っているので飽きが来ていると思ったので
2つの違う学習を取り入れる事にしました。
ひとつは、ELSA Speakで、
もうひとつは、AtsueigoのDistinctionのアプリ版です。
 
カランの最大の弱点はフィードバックがない事です。
とにかくテキストを前に進める形なので、
レッスンについていけているかどうか関係なく消化した分だけ前に進みます。
そもそも自分がどれほどついていけているのかも分かりません。
慣れてくるとマシーンのように
”半自動で先生の音読の後をついて音読できるようになる”
という特殊能力が身につくので全く理解できていなくても進めてしまいます。

そこで、お手軽に自分の英語力を計測できそうなサービスを選びました。
ELSA SpeakはAIが自分の英語の発音のネイティブ度を判定してくれるものです。
今のところそれなりに優秀だなと思います。
この2週間くらいの間でもWの発音とEの発音がまだ甘い事がわかりました。

Distinctionは本は買ったものの、
正直たまに開く程度であまり活用できていなかったのですが、
掲載されている表現自体は本当に有用なので身に着けたいと思っていました。
アプリ版では表現の意味を当てる練習ができるので本を読むより格段に覚えられます。
出題の仕組みのよくできていて、
以前に覚えたとマークしたものが少し経ってから突然問題で出てきて、
記憶の定着が甘いと答えられなかったりします。
毎日やっているとある程度覚えられてくるので進歩している事を実感する事ができます。
また、映画を見ている時に覚えた表現が出てきたりしてうれしくなります。

今は、カランを25分とELSA Speakを15分、Distinctionを15分の
計1時間程度を毎日英語学習に費やしています。

ヒアリングはあまり問題を感じない程度まで来たので、
今年はとにかくスピーキング能力を上げるために、
インプットをどんどん増やしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします!
でわでわ

↑このページのトップヘ